2016.06.24
大阪市淀川区西宮原にある
ピアノ教室『ミューズの会』です。
ピアノという楽器は、持ち運びができません。
「ピアノ…(弾く感覚は)重い?軽い?」
「低音域と高音域の響きは?」
「ペダルの反応は?」
「ホールは響く?響かない?」
などなど、本番を弾き終えた人のみが知る
ピアノの弾きごこちの感想(貴重な情報)を
参考に、
いろいろと調整しながら演奏する…
それが、自分の楽器を持ち込めない 我々ピア
ノ族の運命(さだめ)であります。
グランドピアノは、見た目はなんとなく同じ
ですが、実はサイズがあります。
そして同じ規格のピアノでも、鳴りかたは
それぞれ違い、しっかりと〝個性〟を感じる
楽器です。
練習を重ねると、普段使用しているピアノの
〝個性〟や〝クセ〟を把握した演奏ができる
ようになります。
しかし、家のピアノはお留守番(持ち運び不
可)。
本番当日は、家には持ち込めない巨大サイズ
のグランドピアノ(フルコンサート)と格闘
するわけです。
聴こえる音も、舞台の上では全く違います。
〝臨機応変に対応する力〟
ただでさえドキドキする本番、
大勢の知らない人たちに見つめられる中、
慣れない楽器(個性もクセもわからない)を
使って〝いつものように弾く〟。
その際に行われていることは、
一瞬でそのグランドピアノとコミュニケーシ
ョンをとること。
まるで何事もないような涼しい顔で
〝望む音〟を目指して、演奏に集中しており
ます。
出した音は消しゴムが使えないですし
*動じないレベルまで練習をする
*場数を重ねて度胸をつける
こうやってピアノの技術とともに、自分の中
の〝何か〟がスクスクと育っていきます♪
発表会デビューを控えた生徒さんたちも、
様々なイベントを体験して、自身の成長につ
なげてくださいね☆