720 〝ピアノ上手ね〟と言われたことがありません☆
2016.04.14
大阪市淀川区西宮原にある
ピアノ教室『ミューズの会』です。
「すべて先生にお任せしています」
この言葉、母の口癖です。
〝先生〟は…、
学校の先生、他にピアノ・水泳・スキー・塾
・書道、お稽古事全般の先生のこと。
〝お任せしている〟の内容は、
指導の方針・指導内容・教材・評価(成績)。
生徒さんや保護者の方たちに驚かれるのは…
「両親に〝ピアノが上手〟と言われたことが
ない」
という話。
(今もってナシ)
上にもありますが、
〝評価〟も先生にお任せしているので、
親は〝評価〟に繋がること(上手・下手)は
発言しない…方針だったらしい。
「上手か下手かなど、専門外の親にわかるわ
けがない」
「先生のおっしゃることを頑張りなさい」
と徹底していました。
先生=その道のプロ
プロがすすめるなら「悪いことはしない」の
精神で、コンクールであろうが、講習であろ
うが、教材であろうが、
〝今はわからないが、すべてに意味がある〟
…と積極的に参加。
学校の勉強も同じで、
「勉強のことはわからないので、一切教えま
せん(ヒントもなし)」
「わからないことは辞書で調べなさい」
と、こちらも徹底。
(小1から辞書・辞典の引き方を仕込まれた)
うちの姉弟は、「勉強しなさい」と一回も言
われたことがないので、
「もし〝勉強しなさい〟って親がいってくれ
ていたら、もっと賢くなっていたかもしれな
い」
そんなボヤキ…大人になって姉弟で話したも
のです☆