2024.09.03
たくさん歌って、たくさん弾いて🎵
新大阪のピアノ🌱
『ミューズの会』です☆
ピアノ講師のKです♪
本日9月3日(火)は
旧暦の八朔(ハッサク)、八月朔日(8/1)です
旧暦の朔日(サクジツ=1日)は
真っ暗な夜になる
〝新月〟の日でして
江戸の時代には『ハレの日』として
ハレの食事(=お赤飯)だったそう
ちなみに夜が明るい〝満月〟の日も
ハレの日として
こちらもハレの食事(=お赤飯)でして
この両日は、お赤飯を神棚に供える
……というのも一般的な営みでした
今もですね
京都を含めて続いているところが
あるそうです
このような〝ハレの日の習慣〟を
ちらりとも頭になかった私(=講師K)が、
母に話しを持ちかけましたら、
「子供の頃は、毎月母(=私の祖母)が
お赤飯をつくっていたわよ」と
昭和の始めの頃まで
続いていたのかなぁ……
因みに、ですが
『旧暦の八朔(8/1)』は
あの徳川幕府の
徳川家康公が〝江戸城に入城した〟
大変にお目出度い日でして、
この日を迎えますと
大名や旗本が、ご挨拶のために
早朝よりズラリと並びまして
登城をした日だそう
そして、もののふ(武士)にとって
優雅に見える『礼儀作法』は、
実のところ
身体を鍛えるための
武士の〝筋トレ〟〝鍛錬〟として
編み出されたのが始まり
その例を一つあげてみますと
あの痺れる〝正座〟
もののふ(=武士)は
踵(カカト)とお尻の間に
紙一枚分、隙間(空間)をあけて
いたのだそう
もう、痺れるとかいう世界ではありません
そういった『礼法』の数々の技術を
大名や旗本に指南(門外不出)していた
一族もいたそう
(水引などの、美しい包み方も伝授)
さて、こちらのピアノ教室でも
その古来より伝わる
〝礼法〟にあやかりまして
ピアノのレッスンの
最初と最後に
グランドピアノの横に
お互いが向かい合い
当時の武士と同じ呼吸を使った
『礼』を行っております
そして偶然にも視聴したのですが
ボクシングの金メダリストが
とある空手家との対談で
その呼吸をつかう『礼』を教わり
実績をしたところ
体幹がスッと整って、
どんなに押されてもびくともしない
という体勢に一変する
……という動画を公開していました
呼吸を伴う『礼』だけですよ!
いやぁ、身体の芯が整うとは……
鎌倉時代から編み出された
『礼法』=武士の筋トレ、恐るべし
今年のパリのオリンピックでも
見られましたが
ご存じの通り
日本の武道(=武術)の世界は
『礼に始まり、礼に終わる』ですが
相手を尊重すると同時に
〝礼〟の呼吸とともに
身体のスイッチも入れている
……という構図なのであります
『礼』を極めると
当ピアノの教室も
『ピアノ道』に近づくかも……
では皆々さまも
月の始まり(旧暦)を
お祝いくださいませ💕