2022.03.24
小学校入学前からレッスンにきていたS君。
小学校低学年までは、お母さんが「さっぱり練習しなくて。。教室に行くのは好きなようなのだけど」とこぼしていて、続けさせるか辞めた方がいいかも迷っていました。
相談された時に私は「教室に来るのが嫌になったら辞め時かもしれないけど、そうでないのなら来て一緒に練習する形で構わないから」と伝え、通い続けてくれていました。
小学校中学年になった頃、教室で弾く生のピアノと家で弾くデジタルピアノとの差からやりたいことが家ではできないと家族に直訴し、アップライトピアノを買ってもらったことから、彼のピアノへの姿勢が180度転換!
学校の学習発表会のピアノオーディションに取り組み選ばれたり、ストリートピアノで演奏したりと積極的になりました。
そして6年生。
2月に卒業式での歌伴奏のオーディションの楽譜を持ってきて2週ほど一緒に取り組み、オーディションも無事通りその後も頑張りました。
新型コロナの感染対策から3月に入っても歌と合わせる機会はなく、 学校では歌を聴かせられてメロディを覚える感じの練習だったよう。
ようやく卒業式間近に歌う練習がスタートし、実際に歌って練習したのは数日間で集中して5回程度という厳しい状況の中!
ビデオで見せてもらった彼の晴れ舞台はとても堂々としていて、情感たっぷりに前奏や間奏も弾けていて、少ない練習にも関わらず生徒たちの歌声も素敵でじーんと感動しました。
中学生になっても続けてくれることがすごく嬉しいし、練習しなかったあの時に辞めないで細々とでも続けてきたから今がある♪
卒業おめでとう!!