2013.01.28
最近新しく入会した生徒さんは中学生。
小さい頃からピアノを習ってきたということで、ハノンからチェルニー、バッハ、ベートーヴェンと沢山の曲をさらってきており、基礎をしっかり身につけてきています♪
バッハはシンフォニアを勉強中だったのですが、彼女が使っていた版は全音版で、強弱やアーティキュレーションの指示が細かく記されていました。
それは曲調を掴んで弾くのには役立つけれども、なぜそういうアーティキュレーションがついているのか、そこを理解しないと間違った捉え方になってしまう危険性も、、
例えば、スタッカートが必ずしも”跳ねる”ではないんですよね。
方や原典版にはそういった指示が何もついていません。アーティキュレーションが書いていないところから曲を作っていくことは難しいけれども、曲を分析しながら考えていく事、それはパズルを解いていくような楽しさに似ているかもしれません。