とさかピアノ教室

私が今の家に引っ越してきたのは
平成16年8月だから約13年前。

ご近所に母のように私たち家族を
見守ってくださるご婦人がいらっしゃって

「ピアノを弾くので騒がしくてすみません」

と、ご挨拶に伺うと

「ピアノは大好きだから大丈夫ですよ。
私はモーツァルトが好きなの♡」

と、言われ、あまり得意じゃないけど
(どっちかというとベードーヴェンが好きなので☆)

慌ててモーツァルトの曲を練習したこともありました。

私の娘たちを孫のように可愛いがってくださり
とても慕っていたのですが


先月末、突然のお別れ。。。

信じられなくて、信じたくなくて
しばらく落ち込んでたけど

「モーツァルトの曲を心を込めて弾こう♪」

と、今日はモーツァルトのピアノソナタ
第８番　イ短調　K.310 を心を込めて演奏♪

この曲は、ずっとファンで応援していた
今は研修医のHさんが、3月にリサイタルで
演奏されて、ずっと心に残って練習していました。

偶然にもこの曲は、、(その時のプログラムより)

「モーツァルト(1756-1791)が
パリの旅行で就職活動に失敗し、
母を亡くしたときに作曲された作品である。
清書稿では、他の作品では見られない
符尾の歪みが見られ、五線が引き伸ばされている。
悲しみに暮れ、用紙を調達する暇を待たずに
書き上げられた様子が窺える」

とあります。

今の私の悲しい気持ちにぴったり((T_T))


「いろいろありがとうございました。
どうぞ安らかに☆大好きです♡」