2016.06.11
夏のコンクールといえば、ピティナですが、この辺りではもう一つ、伝統的なコンクールがあります。
町田ピアノコンクール
町田市主宰ですが、40年以上の伝統のあるコンクールです。
こちらのコンクールは、審査員の先生方は全員音大の教授です。
ですから、本当の基礎力を評価して下さいます。
課題曲はオーソドックスな古典的なものです。
1次予選は、メトードローズ、トンプソン、ブルクミュラー、ソナチネ、ソナタが、部門ごとに指定されます。
2次予選は、プレインベンション、フランス組曲、チェルニー30番とバッハインベンション、チェルニー40番とバッハのシンフォニア、バッハの平均率、といった音大入試のような課題曲が指定されます。
今年はSA 部門に小学1年生が3名エントリーしました。
中3娘はD部門に出ます。
審査の基準は
タッチ
指が分離している。
もつれずにパッセージが弾ける。
良い音を出す打鍵をしている。
体幹が安定し、身体がブレない姿勢が保てている。
譜読み
自分で譜を読み、曲の構成が理解できている。
フレージングやアーティキュレーションの基本が身に付いている。
テンポがブレずに拍子がとれている。
表現
音楽を感じうたえている。
曲にあったふさわしい音を出せている。
不自然な強弱をしない。
耳
自分の音を聴きながら弾く。
ホールの響きに合わせ、バランスをとりながらコントロールできる。
などなど、ピアノの上達に欠かせない要素を聴いて下さいます。
ほんの30秒の短い曲ですが、本人の日頃の基礎の積み重ねが音に出ますし、聴けば分かります。
先生方の書いて下さる講評、評価は的確ですよ。
私もドキッとするような、鋭いコメントにいつも勉強させてもらっています。