2015.07.16
今日は台風の影響もあって、大雨です。
レッスンにいらっしゃる方は、お気をつけていらしてください。
今私がはまっていることは、筋肉の仕組みです。
人体生理学に基づいて、楽に美しく音を出す理想的なタッチのレッスンを受けています。
先生ご推薦の、筋肉の事典を購入しました。
これが凄く面白い!!
謎だった部分が、私の頭中で解明されました。
腕から指にかけて、骨、関節、筋肉、腱があります。
筋肉を収縮させて、関節を動かすことで、腕や手首、指を動かします。
筋肉を収縮させる指令を出すのが、神経ですが、手、指の筋肉は3つの神経に支配されています。
正中神経、撓骨神経、尺骨神経のいずれかが手の筋肉を支配しています。
指の筋肉は手の平がわにあって、多くを尺骨神経が支配しています。
4と5の指を動かす筋肉は、ほとんどが尺骨神経が支配しています。
この尺骨神経がよく働き、手の平の筋肉中心で指を動かすと、腕の力を使わず、楽に柔らかい響きのある音が出ます。
だけど、日本の古いピアノ教育はハイフィンガーで、手の甲がわにある腱を前腕の筋肉で引っ張って指を上げるので、撓骨神経を使います。
これだと、指をバタバタ動かすわりには、上手く打鍵のポイントにあたらず、音が鳴りません。
速く動かせますけど、腕が力んで痛みや故障の原因になります。
私が音大を受験したころは、このハイフィンガーが主流でした。
時代が変わり、今は海外で勉強してきたピアニストが増えて、日本でもハイフィンガーは見直されるようになりました。
ただ、素人お母様や、ピアノのタッチを専門的に勉強されていない方は、昔のハイフィンガーのままで子供にタッチの指導をしているかもしれません。
(電気主流の現代はタッチの指導まではしていないかも?)
たまごの形を作って、爪で弾くのは、ちょっと危険かなぁ。
前腕を力ませる恐れがありますので。
手の平の筋肉でアーチを作る。
私だったら、こう言います。
今、手指の骨、関節、筋肉、腱、支配神経を全て覚えるようにしていますので、生徒さんの手を透視して、どういう風に、神経が働いて筋肉を収縮させているのか、注意深く見ています。