2015.02.26
楽譜をスラスラ読んで弾けたらなぁ~
ピアノ経験者は皆さん感じることですね。
初級の頃のピアノ力は、ズバリ、初見力です!
楽譜を読みながら、指を動かして音を出す。
脳の中で特殊な回路が出来ています。
脳は神経細胞の固まりです。
神経細胞をつないで情報を伝達する回路がシナプスです。
シナプスは0才をマックスとして、3才ころより消滅していきます。
1日に伸びるシナプスはごくわずか。
神経細胞同士を繋ぐには、数年かかります。
訓練して刺激を与えるとシナプスは育ちますが、使われず刺激を受けなければ消滅します。
楽譜を読む神経細胞と指を動かす神経細胞をつなぐシナプス(回路)を育てる。
幼少期に一番やっておくべきことですね。
耳コピで指を動かす回路でピアノを弾いてきた場合、当然ですが、楽譜を読んで弾くシナプスはありません。
楽譜を読んで弾けるようになりたければ、一番最初の教本の1ページからやり直して、新しい回路を作り直します。
少しは弾ける方にとって、やり直すのは大変です。
耳コピ➡指の回路に流れる信号を別のルートに変えるのですから、何も回路がない情態より、シナプスの形成に時間がかかります。
やはり、最初から、楽譜➡指➡耳のシナプス作りましょう。
8才前のお子さんで、真っ白い方ですと、だいたい2年で、この回路が出来てきます。
この回路、同時にブラインドタッチで弾きますから、鍵盤の幅の感覚、指使いの感覚をつなぐシナプスも育ちます。
ですから、つっかえ弾きをしないので、曲がきれいに流れます。
楽譜を読んで弾けるから、練習ができる。
楽譜を読んで弾けば、つっかえずに曲が弾けて、楽しく気持ちがいい。
ピアノが楽しく続けられるのは、初見力の賜物です。
レッスンでは、ピアノ初級者の初見力をつけることが、まず第一のテーマです。