2015.01.27
八王子ふれあい財団主宰のドイツレクイエムの演奏会に出ました。
トピックスの続きです。
200人の大合唱とフルオーケストラ、ソプラノとバリトンソロで演奏される大曲です。
響きの良い八王子オリンパスホールでの迫力は感動的でした。
哀しみ、悩み、負の感情が爆発する力強い表現から、一転して、輝き、幸福に満ちて昇天する華やかなダイナミックを感じて、その一部になれたことは、幸せでした。
ソリストお二人の声も、本当にきれいで、聞き惚れてしまい自分が歌うのを忘れそうでした。
2回のリハーサルで、感動してたくさん泣いたので、本番は「心は火のように熱く、頭は冷静に」の大学の恩師の教えを守り、よく指揮を見て音を聴き、体の使い方に気を付けて集中して歌いました。
今回の演奏会で学び、気がついたことをまとめます。
今回もソプラノパートを歌いました。
私は高い「ソ」まではなんとかコントロールして出せますが、それ以上は喉を締めたり、勢いでぶつけたような声になっしまいます。
大学4年間で毎週声楽のレッスンを受けましたが、まだまだ出来ていません。
喉を開くとか、背中を引っ張るとか、上顎の上から響きを通す、額に響かせ上に声を飛ばす、いろいろ教えてもらいました。
だけど、指と違って目に見えない体の中の使い方がよく分からず、何となくこんな感じかな?と、曖昧に発声していました。
ところが、リハーサルで共鳴板が張られ、響きのよい場所で歌うと、ポンと声が響きにのって楽に出ます。
体の使うべき筋肉と緩める筋肉を使い分けて、コントロールするイメージが浮かび、歌うほどにどんどん声がのっていく。
響きを聴きながら練習するのがいかに大事かピアノと一緒ですね。
生音での響きが、体や指の使い方の習得に欠かせないことがよく分かりました。
それから、楽譜が読めて良かったなと。
合唱団にはアマチュアの方がたくさんいました。
その練習方法は、パート別に録音されているCD を何百回も聴いてひたすら耳コピで音をとる。
1時間にわたる大曲ですから、何百時間もかかったでしょう。その情熱、努力は尊敬します。
そうすると、そのCD のテンポから抜け出して、指揮者の要求に合わせて変えるには凄い努力が必要ですね。
私は楽譜の理論を大学4年間と卒業後に大学の作曲家の先生に10年間習ったので、楽譜を読むのは大好きです。
楽譜という図面、設計図を読みこんで、音楽を立体的に作るのが好きです。
全体像のイメージはありますが、自分で細部から少しずつ作るのが楽しいです。
CD を聴くのはある程度出来てから、参考にします。その時はなるべく、3つ以上の違う演奏を聴くと固定観念をもたなくていいと思います。
楽譜で入るか、CD で入るかがプロとアマチュアの違いかもしれません。
出来れば、楽譜から音組み立てられた方が、クラッシックの場合は良い演奏になるかなぁ。
次回の演奏会は7月20日です。
モーツアルトのレクイエムを歌います。
また、東京交響楽団と、素晴らしいマエストロと共演します。
次回はもっと勉強して参加したいと思います。
せっかくなので、オーケストラのスコア(総譜)も本番までに読んでおこうと思います。
今回の出演でドイツレクイエムの入口に立てました。
ドイツレクイエムは人生であと2回はプロオケで歌おうと思います。