2026.04.30
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連日多くのアクセス嬉しいです。
帰省先でゆっくりする時間もあるので、楽譜を持ってきました。
夏に生徒さんが弾く曲のアナリーゼをします。
アナリーゼとは、譜面を細く分析する作業です。
調性や拍子、和音記号、和声の連結の公式のである機能和声をまず全て分析します。
その分析から、和声特有の色味や温度、そこにのるフレージングなど、どのように表現し歌うのがいいか、図面を設計します。
私は和声に色や温度や、匂い、味わい、手触りなども感じることがあります。
私には共感覚というのがあるようで、音に色や温度や匂いなども感じるんですよ。
音を出さずに譜面を読んで、頭の中で音楽を鳴らすことも出来て、イメージの中でどんどん音楽が自分の理想に鳴ってくるんです。
なので、人の演奏のYouTubeを聴いて真似をすることはなく、自分で譜面から強弱などの表現を設計します。
譜面をじっと読んでいると、そこに作曲者の思いを感じて、脳がどんどん作曲者とシンクロするような感覚に落ち入ります。
そうすると、この音はこう演奏して欲しいんじゃないか、一見こうすると良さそうだけど、真意は別のところにあるんじゃないかなど、どこまでも曲に深入りしてしまうんですよね。
アナリーゼは、曲と向き合い作曲者と会話するような、私にとって至福の作業です。
ポイントは、ピアノを弾きながらではなく、あくまで楽譜から直接頭の中で音楽を鳴らすことにあります。
この独特の感性が、生徒さん方の夏の舞台を支えているんです。
演奏するのは生徒さんですので、生徒さん自身の感性と相談しながら、曲想を練っていきますが、指導者自身が深く楽譜を読み込んでこそ、伝えられる表現、クラシックの伝統がありますからね。
私にとって頭を自由に回せる1人時間は、凄く必要です。
アナリーゼが済んだ頃は、だいたい曲を暗譜してますので、散歩をしながら頭の中で音楽を鳴らして何度も表現を推敲します。
GW中にお休みを頂いている間に、こんな1人時間を楽しみます。