2026.01.27
トピックスをお読みいただきありがとうございます。
今日は上野の美術館に行ってきました。
オルセー美術館所有の印象派展です。
ルノワールの名画「ピアノに寄る少女たち」がありました。
写真撮影がOKでした。
今回は2枚の絵が特に印象に残りました。
マネの作品とモネの作品です。
どちらも肖像画ですが、絵からその人物への深い敬愛が伝わってきました。
「エミール・ゾラの肖像」
当時、酷評を受けたマネの作品を唯一賞賛してくれた友人を描いた作品です。
深い黒のスーツに身を包み、気高く聡明な紳士で、あまりの美しさに涙が溢れてきました。
マネの感謝の思いの強さが絵から伝わり、引き寄せられ、その場からしばらく動けなくなりました。
その作品には、友人がマネを称えた雑誌、マネの芸術的な思想を表した絵、マネ自身の絵も背景に描かれていました。
おそらくマネ自身の魂が最も宿る1枚なんだと思います。
私は、まず何の解説も読まず聞かずに美術館を1周して、その後に音声ガイドを聞き解説を読みながら、1点1点をじっくり見ます。
初見では第3者を通さず、直に画家と語り合いたいので。
「エミール・ゾラの肖像」には、初見でも引き寄せられる何かがありました。
もし分霊箱があったら、その絵は間違いなくマネの魂の分霊箱の1つだと感じました。
もう1枚は、モネの作品で息子さんを描いたものです。
モネの光はやはり圧巻ですね。
そして、その美しい光の中に佇む少年にモネの愛を感じます。
息子さんを見つめるモネとモネを見つめる息子さん。
お互いに通い合う暖かな愛情が絵から発光しているようで、ずっと見ていたい。やはりその場から動けなくなりました。
手で触れることもできそうなくらい、生で見る本物の作品には画家の魂をダイレクトに感じます。
感動の連続で、感性が磨かれたように思います。