2025.07.27
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
早めに夏が来たのでそろそろ秋を感じたいですが、まだ7月なんですよね。
暑さも忙しさも慣れてくると、日常になりますね。
7月で退会することになっていた小学5年生さんが、8月以降も継続することになりました。
スイミングの選手コースで頑張っていて、大会に出て記録を伸ばしています。
ピアノの練習時間は、ほんの少ししか取れないですが、何とかここまでレッスンに通ってくれていました。
今までよくやったと、お母さんとも発表会の思い出話しもしました。
そして3才の弟さんが時期がきたら、須藤教室に入会したいとご予約を頂きました。
一昨日は、最後のレッスンなので曲をまとめようと思ったら、
「やっぱりピアノ辞めたくない。続けさせて下さい」
と涙ながらに気持ちを訴えてきました。
「スイミングを辞めた後、ピアノを辞めていたら私には何も残ってないんです。それは嫌です」
少しでも毎日練習する約束で、親御さんも継続を認めてくれたそうです。
スポーツも選手コースになると、ピアノと一緒で、週6日の毎日、3時間以上練習します。
定期的に大会に出て、いずれプロになったりオリンピック選手が誕生します。
ですが、身体を酷使して筋肉を痛めたり、どんなに努力をしても、プレイに限界がくる日が来ます。
それがちょうど14〜15才の中学2〜3年生ですね。
そこまで本気でスポーツやっていると、選手コースから外れた時に、一般のコースでのんびり続けるということもないのです。
それ以外に何もやってこなかった今更、急に勉強を頑張るとか、何か新しいことを見つけることも難しいですね。
以前にも生徒さんに体操選手がいました。
オリンピックを見据えるほど才能があったようで、ピアノは小3まで続けました。
その数年後、道でお母さんにばったりお会いしました。
元生徒さんは、小6の時に関東大会の種目別の床で銅メダルをもらったそうです。
そこで自分の限界を悟り、コーチや周囲も説得したようですが、体操を辞めたそうです。
自分はオリンピック選手にはなれるほどじゃない。これ以上やって怪我と闘いながら続けるほどでもないと。
公立の中学校に進み、美術部でのんびり絵を描いていたそうですよ。
スポーツ選手のセカンドキャリア問題は、子供でも課題の1つですね。
ピアノは、一生、90才になっても全く変わらず続けられます。
バリバリテクニックの長い大曲は、弾けなくなっていますが、スポーツと違って、技やタイムより、内面の充実度、音楽性が最も重視されます。
30才のピアニストより、60才のピアニストの方が深い音を出しますし、自分としても若いときより今の方が、音に艶が出た気がします。
速い曲をバリバリ弾かなくても全然いいですし、寧ろピアノの良さは、ノクターンやトロイメライのような曲をじっくりと聴き入ることにあるので。
最も長く続けられる趣味を手放さないのは正解だと思います。