2025.07.22
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
昨日、一昨日と町田ピアノコンクール1次予選がありました。
小1さん、小3さん、小6さん、中学3年生さん、4人とも無事に1次予選を通過しました。
町田ピアノコンクールは、一見すると優しそうに思えるんですが、王道の基礎が本当にきちんと出来てないと、厳しい評価が下るんですよ。
感性や、音楽性や、光るもの、といった以前に本人が楽譜を理解して自分で譜読み出来ているか、自分の音が聴けているか、正しい奏法が出来ているかが、見抜かれる怖さがあります。
逆に基礎が出来ていれば、ミスがあったり多少崩れても評価してもらえるところがあります。
C部門の小6さん。
クーラウのソナチネを弾きました。
1週間前にピティナで真剣勝負をしていて、そちらの2曲をレッスンしていました。
クーラウのソナチネは譜読みを始めて2週間。レッスンも2回くらいしか聴いてない。
大丈夫かな?と思ったのですが、見事に綺麗に弾いていました。
D部門 中学生エースくん
今回、本当に危なかった。
エースくんも先週までピティナの予選を闘っていたので、モーツァルトのソナタはほとんどレッスンしていない。
自分で譜読みしていたとはいえ、高校受験生なので期末テストの勉強もあり練習量は減っている。
速いパッセージの連続のモーツァルトのソナタをこんな準備不足でコンクールの予選で弾けるのかな?
心配は当たってしまい、本番はヒヤッとするところがあり危なかったです。
昨夜私は2次予選のシンフォニアのアナリーゼより、数学の教科書を開きましたよ。
今朝、結果を見ると無事に予選を通過していました。
多少崩れたとしても、エースくんの実力は誰が聴いても明らか。
ミスではなく、本人の本当の本質的なピアノの実力、基礎力を見抜く町田の先生方には頭が下がります。
SA部門の2次予選はモーツァルトのメヌエット
A部門はバッハのメヌエットニ短調
C部門はチェルニー30番とバッハの小プレリュード
D部門はモシュコフスキーのエチュードとバッハのシンフォニ
全身全霊で2次予選の準備をさせて頂きます。
クールで暑い本当の夏はここから始まります。