2025.07.14
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
毎日数時間の練習をして、本気でピアノを頑張っている2人が本選に進みホッとしています。
昨日はE級のすぐ後にF級の審査があったので、そのまま生徒さんとお母さんと3人で聴かせて頂きました。
6人の方が演奏されていました。
中学3年生の飛び級の方〜高校3年生までいらっしゃいました。
重厚なベートーベンのソナタを1音1音練った上に圧巻のテクニック、平均律はプレリュードのフーガの2曲がきちんと揃っている。
バロックと古典はもう本格的にピアノの勉強を休むことなく積み重ねてきた証で、皆さんプロの領域です。
ソナタも平均律も1曲が5分を超えます。
10ページ以上あるような曲をコンクールレベルで弾くなら、毎日数時間の練習は必須ですね。
そしてもう1曲、近現代はラフマニノフや武満徹など、譜読みするなさえ困難で難解な曲を暗譜で、1音の音に深い表現を込めて弾く。
こういう近現代は絶対音感の持ち主な上に完全に音楽を理解して譜読みが出来なければ、暗譜には到底至らない。
それどころか数段楽譜を見ただけで、よく分かんない、もう弾けない、、となりそうです。
2曲合わせて15分以上弾くようなF級予選の課題曲。
あまりに長いので途中でカットは入りましたが、当然皆さん最後まで演奏会レベルで仕上がってますよ。
全員が本選に行っていいと本当に思うくらい、皆さん音もテクニックも解釈も表現も素晴らしい。
エースくん、来年は高1なのでまだE級に出られますが、2年後にF級に出られるのか?
E級の衝撃に加えF級でノックダウンされた私達3人は、結果を待ちながら青ざめてました。
E級でさえ、平均律のプレリュードとフーガが課題曲で皆さん見事に弾かれてましたからね。
東京のE級の予選を通過するなら、イギリス組曲3番のプレリュードくらい圧巻で弾き切らないと無理だろうなという予感は当たっていました。
エースくんは見事高得点で予選を通過しましたが、この先を思うと、ピアノの練習を更に頑張った方がいいという結論に至りました。
中学3年生受験生ですが、勉強してる場合じゃない。勉強は効率よくポイント絞って隙間時間にやろう。それで入れるところでいいと確認しました。
ピアノは半年や1年頑張ったって追いつけるものではないですが、半年も緩めたら著しく後退する。
期末テスト前の練習量が減った2週間でさえも、自分のピアノが低下したのを感じたそうです。
本当に毎日練習する人ほど、練習出来なかった時の変化に気づくんですよ。練習の大切さを5〜6才の時にもう分かってましたから。
高校生以上のコンクールは、勉強や部活をしながら出られる趣味のレベルではない。E級とF級の11人の演奏を聴けて本当に良かった。
ピアノを主軸にする人生が最も幸せだと3人で決意が固まった1日でもありました。
エースくんの前に全く同じイギリス組曲3番のプレリュードとプーランクの即興曲7番を弾いた、中学3年生の男子さんが見事で素晴らしかったです。
あまりの上手さが衝撃でしたが、演奏を待っている間、待機席のエースくんの隣で、英検準1級の単語帳をずっと読んでいたそうです。
中学3年生で英検準1級‼︎
エースくんは、前の方にいろいろ驚き、衝撃パンチを受けたようですが、演奏は自分を見失うことなく素晴らしかったですよ。
自己肯定感の高いお子さんは、こういう風に動じず実力を発揮出来るんだ感心しました。
しかし、皆さん文武両道ですね。素晴らしい。
私とエースくんは理想主義ではないので、そんな絵に描いた餅は食べられないことを知っています。勉強を気にせずピアノを頑張り抜いた先に、人生を考えていきたいと思います。
音大には行かず、ピアノサークルがある名の知れた一般大学の私立文系に進学する。
高3までF級に出て本選にも進んで、大学生ピアノ選手権にも出て活躍する。
長い先を見据えた戦略を練っていきます。