2025.07.09
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
昨日は日中予定もなく、1人でのんびりしました。
1人でいると、めちゃくちゃ頭が回ります。
自分の回転速度でいられるから、速度を落とさず自由に頭を回せるのが心地良い。
無限に発想が湧き上がってくるのを感じます。
私は1人でいる時が最も幸せです。
1日は24時間しかない。
学校にいる時間と睡眠と食事や入浴など、生活に必要な時間を引いたら、本当に残された時間は僅かに4〜5時間です。
そこから、通学にかかる時間、部活動をする時間、塾に行く時間、学校の宿題をやる時間を引いたら、もっと少ない。
ピアノの練習が1日にどのくらい出来るのか、小学生の算数の範囲でも数えられますね。
部活や塾がない日が週に何日あるか?
部活が週に5日あるケースも多く、塾も入ってるとなると、ピアノに全く触れない日もけっこうありそう。
勉強も部活もするけれど、ピアノも頑張りたい。
親御さんんがサポートして夜に練習するなど、工夫をして頑張りたい。
100人いれば100人がそう思って、そうおっしゃいます。
私の性格は、特別に論理主義的なので、人の気持ちを信じるより、現実に可能かどうかを頭の中で検証します。
24時間から、生活にかかる時間を引いて、その生徒さんの性格を考慮して、本当に練習出来る時間を正確に予想します。
頑張るって言ってる、今までの自分を反省して変わるって言ってるから、そこを信じてこのくらいは練習してくれる、とは考えないです。
あくまで、科学的根拠とデータベースをもとに、論理的に正確に予想します。
その予想は外れることはまずない。
予想したよりも、更に練習時間は取れない、練習が出来ていないケースはありますけどね。
普通に2桁の算数の引き算をすれば、分かることじゃないのでしょうか?
(すみません。性格がINTJの建築家です)
なので、期待して厳しくすることはなく、ピアノは無理せず楽しくのんびりと続けてもらえたら嬉しいです。
時間は本当に貴重なんですよ。
今は忙しくとも、いつかまた頑張れる日がくる、なんて宝くじで高額当選を夢見るような、低い確率に期待することも、私のエビデンスにはないかな。
ということで、もうピアノだけやる。
勉強や部活をやってる場合ではない。
時間がもったいない。
そんな風に腹をくくれた生徒さんに、ひたすらエネルギーを注ぎ込むことにします。
毎日3時間練習したって、足りないくらいピアノは練習しなければいけないこと沢山あるので。
定期テストの勉強で、2週間ほど勉強優先でピアノの練習時間が小1時間に減ってしまったエースくん。
ピティナE級予選を通過したのはいいけれど、本選の曲はさらっと譜読みしてあるだけです。
モーツァルトのソナタは再来週に町田の1次予選で弾きますし、ショパンのエチュードは譜読みを始めたばかり。
1ヶ月後の本選に間に合わせないと。
そして、同じく8月上旬の町田の2次予選の2曲と連弾本選はまだ全く譜読みしてません。
中3受験生なので、勉強などに時間を取られてしまって、ピアノが追いついていかない。
親御さんと本人の強い意思で、勉強はもういい、どこか歩いて行けるくらい近い高校に入れればそれでいいそうです。
成長期が終焉を迎える15才の今、弾けるようになっておかないと一生後悔する。
そう考えているようです。
勉強は大学受験の直前に頑張ればいい。
仕事も今の時代は何かあるはず。
超合理主義の論理的なエビデンスで生きている私の頭のそろばんがそう答えを出しています。
1日の僅かな貴重な3時間は目一杯ピアノを弾いていたい、弾いて欲しい。
人生の幸福度は、いかにピアノが弾けるか次第。
その人生を全力でサポートします。