2025.04.10
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
入学おめでとうございます。
皆さまの成長を楽しみにしています。
ピアノが最も伸びる、最盛期は中学生だと思います。
身体が小学生と中学生は全く違いますね。
そして、理解力も精神力も別次元に成長しています。
学校の教科書にしても、算数から数学になって次元の高い方程式を解きますし、理科や社会も中学校は小学校よりかなり高度です。
国語は、夏目漱石や太宰治の純文学を読みますし、説明文(論文)を読み込むようになります。
それだけ中学生は成長します。
その時期にどんな風にピアノに向き合い、日々の練習を積み重ねるか。
中学生の時に基礎をじっくり習う生徒さん方は、驚く成長を見せますね。
生涯に渡って向上出来る、そんなベースがしっかりしているのを感じます。
都立中高一貫のオーケストラ部で頑張る中学2年生さん。
忙しいですが、ピアノも毎日練習するようです。
チェルニー30番は2周目。
流石に余裕があって、ノーミスで速いテンポで弾きます。1週間に1曲進みます。
チェルニー40番に入っても楽に進めそうですね。
シンフォニアも数曲積み重なって来ました。
いずれ平均律まで進んでいけるそんな様子が見えました。
ハイドンのソナタを弾いていますが、オーケストラでチェロを弾いているだけあって、楽器のイメージが持てています。
ハイドンは交響曲の父で、たくさんの交響曲を作曲しました。
ソナタもまさに交響曲を思わせます。
ピアノソナタはオーケストラ、室内楽のピアノ版といった感じなので、オーケストレーションは大事ですね。
生徒さんのハイドンは凄く良いです。
綺麗でいてワクワク楽しめる、そんなハイドンの良さ満載です。