2025.01.20
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発表会の曲がまとまってきた方は、基礎教本中心のレッスンに戻っていきます。
理想というか、現実的に考えて、コンクール活動を高校生、大学生になっても続けていきたいなら、やはりチェルニーとバッハはその部門相応に進んでいるべきですよね。
そして、ベートーベン、モーツァルトのソナタも課題曲とは別に基礎として並行してレパートリーを作っておくと、4期の課題曲で使えます。
娘は勉強と両立して、アマチュアピアニストとして生涯趣味でピアノを続けていける基礎を作っていきました。
そのために、コンクールの時でもチェルニーとバッハを休むことはなく、レッスンでも暗譜で録音して合格して進んでいました。
コンクール本番直前でも、チェルニーやバッハも仕上がるように練習して、レッスンでは課題曲よりチェルニーやバッハを多く見て頂いた気がします。
毎日練習出来るように中学受験は軽めの勉強で済ませて、通学の負担のない近所の学校に行きました。
中学生のうちにチェルニー40番を40曲とシンフォニア15曲をコンプリートしました。
そして、中学生の間にベートーベンのソナタ、モーツァルトのソナタ、ハイドンのソナタは、それぞれ4〜5曲くらいストックはあったように思います。
そうした貯金で、高校生の時も大学受験の勉強をしながピアノの練習時間が減ってもコンクールに出ることが出来ました。
高校生の課題曲は、バッハは平均律のプレリュードとフーガの2曲、古典はベートーベンの難度高めのソナタ、ロマンはショパンのエチュード、近現代はドビュッシーでもテクニカルな曲です。
その4曲を同時進行で譜読みをして、毎週のレッスンに持っていけるようでないと、高校生のコンクール活動は難しいです。
その現実を経験しているので、やっぱり基礎教本の進度はとても大事だと考えています。
高校生の時は流石に勉強が厳しくなって練習量が減り、吹奏楽部も休まず参加していたのでコンクールはかなりギリギリでした。
ピティナで予選を通過してしまうと、ベートーベンのソナタとショパンのエチュードを短期間で仕上げる必要があったりして。
本当にギリギリで出ていました。
中学生まではまだ曲はそこまで難しくないので、コンクールに出ることも難しくないです。
高校生はもう音大生と曲の難度は変わらないですよ。音大受験生達の集まりですから。
その経験を踏まえて、ピアノの舞台活動をずっと続けていきたいと考えている生徒さんには、どんどんチェルニーとバッハを進めています。
小5さんは、発表会でベートーベンのソナタと近現代の2曲を弾きます。
それと同時にチェルニー30番の9番を前回のレッスンで撮影して合格しました。そしてインべンションは10曲目を弾いています。
小学生いっぱいでチェルニー30番とインベンション15曲をコンプリートします。
中学2年のエースくんも、病み上がりですがチェルニー40番の16番を暗譜で合格。シンフォニア1番も初回のレッスンで3声で弾いてきました。
そして発表会で弾く曲、フランス組曲5番全曲とベートーベンの7つの変奏曲も仕上がってきています。
そして、春のおさらい会で弾くシューマンのウイーンの謝肉祭のフィナーレも自分で譜読みを進めているようです。
こういうペースでやってきた方は、高校生部門の課題曲4曲を同時進行で準備出来ます。
常に大量の譜読みをする習慣と練習ペースが出来ているんです。
先々を考えると、やるべきことをちゃんとやっておく必要がありますね。
来月にはピティナの課題曲が発表されます。
発表会後はその譜読みをどんどん始めていきましょう。
D級とE級を受ける方は、まず古典のソナタとショパンのエチュードからですね。
これから迎える発表会や全国大会の舞台の練習ももちろん頑張っていきますが、もう先の準備も始めないと。
世間のコンクールを頑張る中高生は3月中には一通り課題曲の譜読みを終えて、4月1日に申し込みますからね。
その舞台に乗るにはそれ相応の準備は必要です。
今、目の前の本番も大事ですが、それはもう過去の積み重ねの集大成ですので。
それよりは次の準備ですよ。
諦めたくない方は、過去にやっておいた方が良かった分を今の練習量にプラスしてもっと増やしていきましょう。
それか、コンクールではなく自分のペースで、基礎をコツコツ積み重ね、程よく進んでいくのも道です。
皆さんの貴重な人生の時間トータルを考えると、先々を計算して取捨選択していくことも大事ですね。