2024.12.29
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
今年最後のレッスンは、1番弟子さんでした。
お引越しにより教室を卒業して以来、7年ぶりに帰ってきてくれました。
娘の1つ上の幼なじみさんです。
小1〜中3までの9年間毎週レッスンに通ってくれました。
高校に進学と同時に引っ越しをして、半年くらい近所の先生に習ったそうですが、その後は自分で練習して弾いていたそうです。
教室のことを覚えていてくれて、娘を通してまた弾きたいと連絡をくれました。
今度の発表会を機に、レッスンを復活したいそうです。
引っ越して遠くなったけど、須藤教室に通い続けていれば良かったなと、後悔したらしいです。
やっぱり、本気で深く熱心にレッスン出来るのは信頼関係があってこそですからね。
お互いに分かり合えて、基礎や細かいところの指導に行くまでには時間がかかりますし、あまり大きくなって転籍すると、もう曲だけのレッスンになるでしょうね。
ある程度弾けると、基礎レッスンをやって頂けるのは稀かもしれないです。
確かに趣味なら厳しくしてまでやる必要もないですし、譜面通りに両手で曲を通して弾ければ、それ以上にタッチや音色など言及する意義もあるのか?
思ってもなかなか言えないですよね。
どう受けとめられるか分からないですし。
私自身は転籍の方をお受け出来る自信がないです。
長いお付き合いあってこそ、我が子のように思えるからこそ、厳しくも熱心にも出来るので。
本当に完成されたあとの大人になって、自分で全部やれる方が曲だけ見て頂くのはいいでしょうね。
それかもっと上手くなりたいとプロを目指してハイレベルな教室への転籍、コンクールで入賞したい場合は熱心にやって頂けるかもしれません。
私の方でチェルニー40番の途中、シンフォニア数曲まで厳しくしっかりやっておいたので、今でも十分に弾けていました。
幼少期〜15才にそこまで基礎をやっておけば、大人になってもこれだけ弾ける。
失っていなかったです。
正社員で事務仕事をしていますが、土日休みで平日も残業のない日は早く帰って弾けるそうです。
発表会は娘と連弾でブラームスのハンガリー舞曲とソロでショパンのプレリュードとノクターンを弾いてくれます。
ちらし寿司と茶碗蒸し、海老しんじょのお吸い物、クレームブリュレを作って食べてもらいました。
積もる話もたくさんあって楽しいひと時でした。