2024.11.28
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そして多くのアクセスありがとうございます。
24日は私のピアノ指導者人生でも、かなり密度の濃い1日でした。
24日のJPTA(ピアノ教育連盟)オーディションのA部門(中学生)に3人の生徒さんが出場しました。
この日のエントリーは12人。うち3人が私の生徒です。そして、12人の出演者は皆さん過去に全国大会に進まれ入賞している有名な実力者。
計り知れない重圧とともに、3人の実力は拮抗している。誰が全国大会に進んでもおかしくない。
結果は、中学3年生さんが優秀賞で全国大会に進み、中2さん、中1さんが奨励賞を受賞しました。3人の入賞に心からホッとしました。
中3男子生徒さん
優秀賞 全国大会進出
ハイドンのソナタを弾きました。
持ち前の端正でエレガンスな音色が古典のソナタに合っていました。
自然かつ奥深いスマートな音楽表現をする生徒さんで、その演奏の美しさが圧巻でした。
何より練習をサポートするお母さんの努力が素晴らしいです。
部活をしながらピアノを続けるために、家にグランドピアノとサイレント付きのアップライトピアノを所有。
昼間はシゲルカワイで練習して、深夜はサイレンのアップライトとで練習。
そして、広い空間で音を聴くのために、前日の深夜や当日の早朝にサロンを貸し切って練習。
そのサポートあっての全国大会進出です。
結果を出す親御さんは必ず最大限の努力とサポートをされます。
野球でもテニスでもフィギュアスケートでも、一流のスターほど良いスタッフと親御さんのサポートに恵まれていますから。
全国大会進出、本当におめでとうございます。
中2男子生徒さん
奨励賞受賞
ショパンのタランテラを弾きました。
いつもながら、圧巻のテクニック。
1音のミスタッチもないノーミスでこの難曲を弾き切りました。
本場のショパンコンクールでピアニストがプログラムに入れてくる、高難度のテクニックを全ての審査の先生が認めて下さいました。
難しい曲だけに、曲想や表現などはまだ練る余地はありますね。今後に期待です。
中1女子生徒さん
奨励賞受賞
コンクールも中学生部門は小学生部門とは、全く別物です。
課題曲が本格的なクラシックになり、4〜5分の高難度の作品しかありません。
そもそも課題を譜読みすることすら難しく、コンクールの場で音大の先生の評価を仰ぎ、人と競うなど、夢のまた夢の世界です。
コンクールの舞台で中学1年生が、ハイドンのソナタを完璧に綺麗に表現までして、入省するんですよ。
どれだけ練習したことか、その並ならぬ努力とお母さんのサポートの賜物です。
私も心から嬉しかったです。
3人とも、本当におめでとうございます。
よく頑張りました。