2024.10.11
ご訪問ありがとうございます。
小さかった生徒さんも長く通ってくれるうちに、中学生、高校生になりました。
大きくなると弾く曲も、ショパン、シューマン、ドビュッシー、シューベルト、ベートーベンなど本格的な作品になってきます。
初めてシューマンの作品を弾く高校生さん。
今までショパンは数曲弾き、シューベルトやメンデルスゾーンも弾きました。
意外とシューマンは初めてでした。
少し前までドビュッシーを弾いていたので、シューマンを淡いハーフタッチで弾き始めました。
綺麗ですが、なんか違う。
シューマンの音じゃない。
シューマンはドイツ人ですし、近現代とはピアノの質も違いますしね。
何よりシューマンの世界観というものがあるんですよ。
同じ年に生まれ、フランスで活躍していたショパンとは同じロマン派ですが、やはり全然違います。
古典も、ハイドン、モーツァルト、ベートーベンでは音の出し方はかなり違います。
それぞれの作曲家のバックグラウンド、年代、風習や文化など、いろいろ多くの要素が違うので、音の出し方も変わるんですよ。
レッスンでは、ヨーロッパの地理、歴史、言語、文化など、カルト知識を交えて、多弁に語っています。
曲を弾くためのバックの知識は大事ですよ。
そこもきちんと指導していきます。