2024.08.25
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
娘のコンプリート表彰式のあとにピティナ特級ファイナルを聴きました。
前から来たいと思っていたので、丁度よい機会でした。
コンプリート賞の受賞者は招待席があったのですが、親子で一緒の席にしようと思いチケットを手配すると、ほぼ満席状態。
何とか空いている席をみつけゲット出来ました。
考えてみればフルオーケストラで4曲のピアノコンチェルト全楽章を1度に聴けるのも、凄いことですよね。
しかも4人のピアニストのそれぞれの個性や音色も楽しめる。
3時間の演奏があっという間に感じました。
生のオーケストラとピアノの共演は本当に豊かです。
様々な楽器の音色の掛け合いが素晴らしい。
感動の連続です。
コンクールですから、各演奏者の前に「◯番の審査をいたします」というアナウンスが入ります。
それでもコンクール独特の緊張感は感じられず、皆さんニコニコした表情で出てきて、演奏をとても楽しんでいるようにお見受けしました。
サントリーホールでオーケストラと共演する夢舞台ですから、幸せだったでしょうね。
演奏が終わると会場から割れるような拍手と共に「ブラボー」の声が上がる。
終わらない拍手と共にコンテスタントがカーテンコールに応えて再び登場。
これが特級ファイナルなんですね。
若き学生ピアニストの憧れの舞台で熱演出来た幸福感が、会場中に満ち溢れるその景色を見れたことは本当に幸せでした。
また来年も絶対に来たいと思います。
あまりにも楽しかったので、表彰式の最後まで見届けました。
どの方も素晴らしく、これからの活躍が期待出来ます。
特級ファイナルを生で聴けて、コンクールに感じることが私の中でも少し変わりました。
やっぱり、気負わずにもっと音楽を楽しむ方向でやっていけたらと思います。
コンプリート賞表彰式でおみかけした、昨年の特級ファイナリストのピアニストの方々も、とても温和で柔らかい方ばかりでした。
良い音楽は穏やかな心で奏でていきたいですね。