2024.05.09
ご訪問ありがとうございます。
GWが終わり、本当の意味でここから新年度が始まります。
新中学生さん達はいよいよ部活が始まります。
思い描いたように毎日のスケジュールをこなし、バランスよく両立していけるように工夫してください。
一方で取捨選択をして覚悟を決めた方も出てきました。
中3生徒さんは音楽のコースを受験します。
選択楽器はピアノに決めたようです。
帰宅部中2男子さんはを塾を止め、完全にピアノオンリーで、日々の練習に集中することになりました。
帰宅部を選択した中学1年生もいます。
学校の友達から帰宅部でいることを不思議に思われたそうですが、我が道を進みピアノに没頭したいそうです。
いろいろなことをするより1つに絞る。
常に脳の状態をピアノ脳で保ち続ける。
音楽は形の見えないもの。答えもなくイメージと感覚で脳内で再現するもの。特有のものですから、他の物事と脳の使い方が全く違うのです。
その脳内に浮かんだものを、指を通して楽器で再現する。指への伝達の神経回路もピアノ脳。音に反応して情報を処理するスピードがピアノ脳の真髄。ここがすぐに薄くなるのです。
脳の切り替えというのは案外難しく、何か他のことをやった後にピアノ脳に切り替わるまでインターバルが必要です。
軌道にのるのに練習を始めてから20〜30分はかかるものですね。
学校から帰ったらすぐに練習すればいいのでしょうが、何となくピアノに迎えずスイッチが入るのに時間がかかるのが普通みたいですよ。
脳の切り替えが難しいから、ピアノ脳が薄れてしまうのが残念なので、私も行動を変えていこうと思います。
あれこれいろいろなことをするのを止めます。ピアノ以外は極力やらない、事務仕事もデータ整理も、レッスンのある日はやらないことにします。
隙間時間も常にピアノを弾くことにして、ピアノ脳が変化してしまうのを防ごうと思います。
GWの後半3日ピアノから離れ、頭から音が消えてしまったことに驚きました。そしてピアノ以外のことでも、思考力や判断力が落ち、何よりひらめかない。計算も出来ず頭が回らない状態でした。
ピアノから離れるとこんなにも脳が変わってしまうことにショックでした。
やりたいことはいろいろありますが、脳を保つ為に、諦める努力をして、覚悟を決めた生徒さん方の為にも全力を尽くしたいと思います。