2024.03.29
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
昨日の全国大会の講評から小4生徒さん方の1年前と半年前を振り返ってみます。
お1人は2年連続の全国大会。
昨年はバッハのフランス組曲からメヌエットとフランスの曲を弾きました。
1年前はまだバッハを完全には
理解出来ていなかったかなぁ。
「気まぐれなロバ」という曲はかなりよく弾けていました。
インベンションを数曲弾き、
バッハをしっかりと理解出来るようになっています。
もともと凄く弾ける生徒さんです。
この1年でピアノで教育委員会から
表彰されることが2度ほどありました。
もうお1人も成長しました。
歌心のある生徒さん。
指の強化がテーマでした。
どうすれば強くなるのか?
思考錯誤しましたが、
練習量を増やすのが1番近道だと気づき、
ひたすら弾いてもらいました。
半年前の秋頃は、
速い曲はまだ不安定でした。
舞台で弾く曲もゆっくりめの曲を
選んでいました。
今回、速いバッハの小プレリュードを
見事にノーミスの圧巻の演奏でした。
講評より、
安定したタッチ、
美しい転調の音色。
丁寧に対話を描いている。
ハーモニーの変化を音色で描いている。
ノンレガートの奏法が良い。
お褒めの言葉をたくさん頂きました。
ショパンのワルツは
哀愁の漂う素敵な演奏。
繊細な表現の中にショパンの
心の変化が伝わるようです。
ハーモニーを感じています
高音がきれいでした。
9才のお子さんとは思えない、
精神年齢の高い演奏でした。
この1年で最も多く舞台の立ち、
伸びた生徒さんかもしれません。
成長期の子供は頑張っていると、
半年で別人のように成長しますね。
幼少期からの基礎がものをいう、
破竹の勢いの成長。
どこまでも伸びていきます。