2024.01.15
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
週末は特別レッスンの日です。本格的にピアノをやっていきたい生徒さんの集中レッスンを入れています。
クラシックは主に4つのジャンルに分類されます。
バロック、古典、ロマン、近現代、ピアノの構造も材質も時代と共に変化してきました。
それぞれの時代の曲の音の出し方、タッチもいろいろあります。作曲家ごとにも違います。
音階、アルペジオをいろいろなタッチで練習してもらいます。
レガート、スタッカート、バロック仕様、古典のソナタ用、ロマン派風、近現代向き、などタッチと音の出し方をいろいろ弾き分ける練習をしてもらっています。
指先に芯を入れる、指先の力を抜いてハーフタッチにする、虫様筋主体で第3関節から動かす、柔軟に手首を回す、タッチや奏法はいろいろあるんです。
フォームには拘り過ぎず、その人が最も自然に弾きやすい弾き方をあまり変えない方がいいと考えています。
皆さんが楽に素速く動かせて、ミスなく心地よく弾けますように、身体の解剖学の知識を元に研究しています。
子供の時は古典のソナタ等のカッチリしっかりとした曲で指の分離を主に練習していきます。
大きくなる中学生以降は、脱力して手首や腕を柔軟に使う、重力奏法でロマン派を練習してタッチのレパートリーの幅を広げていきます。
タッチの奥行きはどこまでも深い。
研究の日々です。