2024.01.07
今日はスガナミコンクール本選会でした。
小4さんと中学生さんが出演され、小4さんはファイナリスト賞、中学生は銅賞を受賞しました。
1次予選、2次予選と絞り込まれての本選です。出るだけでも凄いです。
2人とも12月3日の2次予選より曲を変えて、譜読み1ヶ月で本選に臨みました。
そしてついこの前の年末にバッハコンクールの予選で全国大会進出を決めています。
ピアノの練習大好きな2人なので、この冬休みも満喫出来たようです。
中1男子さんは、ショパンの即興曲第1番変イ長調を弾きました。
ショパンは以前に小犬のワルツを弾き、2曲目です。
この即興曲は、ザ・ショパンという感じで、軽やかさとエレガンスと、カンタービレと、ショパンのピアニズム満載でした。
それを楽譜を購入して、僅か1ヶ月で大舞台で弾く。並のピアノセンスでは出来ないと思います。
審査員は全員が音大で教えていらっしゃる重鎮の先生方です。
その先生方から認められ、中学生部門第3位の銅賞を頂けたことは本当に嬉しいです。
今までの指導の方向性は、正しかったと安心しました。
講評です。
楽器の響きを耳でコントロールしてバランスの良い品格のある表現でした。
軽快さがよく表現出来ています。
丁寧に綺麗な音で上手に弾けています。
この曲は聴くより弾く方がはるかに難しいですがきちんと弾けています。
この曲の世界によく寄り添えていました。
お褒めの言葉が多かったです。
生徒さんは何でも弾けますが、ショパンのピアニズムに馴染む手を持っています。
中学生になって、「部活をするより須藤先生とピアノをやっていきたい」そう言って、帰宅部を選択してピアノに没頭した1年。
中学1年生ながら、中学生部門のコンクールで多くの実績を残し、私も責任を果たせた気がします。
3週間後はプレミムコンサートでショパンのエチュード、シューマンのノベレッテン、バッハのシンフォニアを弾きます。
明日からまた特訓の日々です。
頑張りましょう。