2023.12.28
ご訪問ありがとうございます。
昨日はバッハコンクール予選最終日でした。
中学B部門に出演した中1男子さんが優秀賞で予選を通過しました。
フランス組曲2番の「アルマンド」と「クーラント」を弾きました。
ここでも全員の審査の先生から、音色の良さと音楽性を褒められました。
音楽的に感激した、引き込まれたという言葉もありました。
9.0をつけて下さる先生もいました。
速い曲が得意のテクニック派でしたが、最近はそれを上回り、音楽性の評価が高いです。
中学生になって帰宅部を選択し、ピアノを頑張っています。
心も身体も成長して、音楽への向き合い方も変わってきました。
小学生の頃は、軽やかで柔らかい音が細い音に聞こえていました。
指先をしっかりさせて、ハッキリした音でメリハリつけた方が聴き映えしたかもしれません。
ですが、繊細なタッチのままで進めることにしました。
生徒さんはしなやかに脱力したままで弾ける、正確に速く動きミスタッチは全くしない。
何時間弾いても疲れない。
絶対音感を持ち、繊細な音色までを聴き分ける耳をもっている。
4才のプレピアノで一緒に童謡を歌っていた頃から、将来性は見えていました。
小学生の頃にピークを迎えるよりは、大人になって花開けばいい。
ピアニストのような、繊細なピアニッシモが鳴らせる柔らかい音のピアノ弾きになればいい。
そう思っていました。
ピアノは4才のプレピアノから大人になるまで、一貫して同じ先生に習えるといいですね。
成長の時期によって変わってきますから、先々を見据えて計画的に長い時間をかけて、変遷を見守って育てたいです。
タッチもテクニックも音楽性も表現も、12才過ぎから本当に学べるんだと思います。
娘も最近は新たに改善されてきたようで、20代はまだまだ上手くなります。
ピアノは長く続けましょう。
今年のバッハコンクールは、例年より予選通過が難しくなっていました。
1/2以下の通過率です。
今年は小12B、小34C、中学B、大学大学院部門から1人ずつ4人が全国大会へ進みました。
年明けから早速頑張りましょう。