2023.12.17
ご訪問ありがとうございます。
今日はこれから生徒さんのバッハコンクールに応援に行ってきます。
バッハの音楽は心に沁みますね。
バッハが敬虔なクリスチャンであったこと、全ての曲が紛うことなく、心から神に捧げられているからでしょうか。
音楽にそこまで興味のない人でも、万人がバッハの音楽に心を癒されることでしょう。
一昨日のYouTubeに上げた娘の動画が回っています。
再生回数の多くない純クラッシック、しかも誰も知らないバッハの平均律の4声のフーガ。
名もない教室の動画にしては、多くの方に聴いて頂いているようです。
娘は時々、本番でZONEに入ることがあります。
本人は全く無意識で、あんまり覚えてないそうですが、音楽に入り込み宇宙と交信する瞬間があるようです。
そういう時の演奏は、審査員の先生が誰もペンを動かさない。
演奏が終わるまで、皆さんじっと聴いて下さっている。
自分が弾いて楽しいだけでなく、誰かのために弾ける。そんな可能性があるなら、その使命を果たしたらいいと思います。
将来は医者として働きますが、医療で人の命を救うと共に、音楽で人の心を癒して救う務めも果たして欲しいです。
以前にバッハをレパートリーとするピアニストさんが、月に1度大きな病院でコンサートを開いていました。
バッハを生のピアノで聴けて、救われたような思いになる方はたくさんいたでしょうね。
生の人が生で出来ることは、これから貴重になってくるでしょう。
ピアノの演奏が誰かのためになる、人の役に立つ可能性のある生徒さんは、とことんやってくれたらと思っています。
迷いなく練習に打ち込んで欲しいです。
特別やる人には特別な教育を入れます。
音楽にはそれだけの力がありますから。