2023.12.13
ご訪問ありがとうございます。
生徒さん方の成長に驚かされる日々です。
コツコツと毎日基礎を練習してきた、12才〜13才の伸びには目を見張るものがあります。
昨日は、小6さん2人と臨時で中1男子さんのレッスンがありました。
小6さんたちは、ほぼ同じペースで進み、実力も同じです。
音楽性のタイプはそれぞれですが、基礎力、実力は同じです。
2人とも、1週間に2曲チェルニー30番を練習します。
そして、1〜2週間で1曲合格します。
インベンションはあと数曲なので、チェルニーと共に小学生のうちにコンプリートするでしょう。
ここまで出来ると、曲もどんどん譜読みしてきます。
今まで、かっちりと古典のソナチネが多かったのですが、最近はショパン、シューマン、ドビュッシーを弾いています。
ソナチネやソナタに比べると、ロマンや近現代はさほど難しく感じないです。
近現代の難しい音も、音階で24の調性と和音が分かっていれば、その応用なので大丈夫です。
タッチや手の使い方は、古典と違いますが、指の基礎が出来て音の粒が揃っていれば、脱力する手の使い方も案外すぐに出来ます。
立て続けに本番を控えた中学生さんもきました。
バッハのインベンション、ハイドンやベートーヴェンのソナタで、かなり口うるさく音楽の理論や表現のセオリーを指導してきました。
13才後半になって、だんだん覚えてきたようです。
いきなりちょっと難しめのショパンを弾いていますが、指は動きますし、もともと脱力系のタッチのタイプなので、ショパンはとても弾きやすいようです。
音楽性も古典のソナタの基礎があれば、ショパンは自然と自ら開きますね。
1月に東京音大のTCMホールで弾く本選会が楽しみになってきました。