2023.12.10
ご訪問ありがとうございます。
生徒さんの演奏動画もだいぶ溜まっていますので、YouTubeチャンネルへ投稿していきたいと思います。
生徒さんの中に、将来はピアノで活動したい、音大に行ってプロを目指したいと思う方が出てきました。
以前は、音大を出ても就職先がなかったのでお勧めしませんでした。
今、これからは、人手不足で何か仕事にはつけるでしょうし、学歴で振るい落とされるとうことも減ってくるでしょう。
学歴つけて日本の大企業に入って活躍する、というのもあまり見えてこない。
だったら、一度しかない人生、自分の好きなことを若いうちに思いっきり勉強して、ライフワークに一生楽しめればいいと思います。
音大を視野に入れ始めた小4さん。
親御さんと話し合い、国立の教育学部で音楽を専攻するのを目標にします。
国立大であれば学費の負担も軽く、一般企業に就職したいと思った時も、有利な気がして。
大人になって、学校の先生、ピアノの先生、一般企業、3つの選択肢から選べるといいですね。
子供の脳の発達から、感覚で覚えて無意識下まで染み込ませることが出来るのは、12才頃までなようです。
それまでに、基礎をどれだけ習得できるかです。
12才までに獲得できたアイテムで、その後の人生を勝負するようです。
考えて思い出すのではなく、考えずとも自然にポンポン出てこないと、専門ではやっていけないので。
ピアノにおいて、譜読みの速さ、初見力はかなり大事です。
小4さんには、週2回でレッスンを入れ、音階とアルペジオを全調の音と指使いとカデンツ(和音)を今年中に全部覚えてもらうことにしました。
そしてそれを無意識でいつでも引き出せるように、毎日全調を弾いておく。
今のうちから初見でスラスラ弾けていると、中学生になって5〜6ページの曲を同時に3曲練習できますから。
小学生のうちに、チェルニー30番とインベンションコンプリートが音大に行くための基準だと思ってます。
音楽性はバッチリなので、ひたすらテクニックです。
本当に音大に行くかは分からないですが、今から準備しないと間に合わないのでやっておきましょう。