2023.11.15
トピックスをお読みいただきありがとうございます。
生徒さん方が長く続けてくれると、ピアノも高度になってきます。
高校生のレッスンで、楽典の本を読んでいます。
曲の中に出てくる調の関係性、転調の理解があると表現に説得力が出てきますから。
生徒さんは中学生の頃にはすでに転調の概念は自分なりにあったようです。
調と機能和声の仕組みも一緒に勉強中です。
バッハは中学生の頃に3声のシンフォニアを譜読みしていました。
小学生まではインベンションで、ロマンや近現代の課題曲も2声なんですよ。
中学生になると3声になって、バッハはシンフォニアで曲も3声以上のパートが出てくる曲になります。
学校の音楽でも、小学生までの合唱はアルトとソプラノの2部合唱です。
中学生の合唱になると、男子のテノールと女子のアルトとソプラノの3部合唱になります。
中学生になったら3声を勉強したいですね。
3声を聴き分け、弾き分ける耳と、理論の理解を進めていこうと思います。
やはり、シンフォニアまで進んでおくと曲の立体感が違ってきますから。
西洋音楽は3つ以上に重なる音が特徴ですので。
小学生の頃にバッハをどんどん進めるのが肝心ですね。