2023.11.14
ご訪問ありがとうございます。
11月より若干、レッスン時間を入れ替えています。
これからピアノが伸びてくるだろうなと思う小1男の子さんのレッスンを、60分に延長しました。
旋律を書きとるソルフェージュに始まって、音階、教本、プレインベンション、曲と全てをレッスンすると、45分〜60分欲しいですね。
練習が日課になり、練習そのものが好きなようで、全てを毎日弾いているようです。
♯4つのホ長調の音階も、指使いとカデンツ(最後の和音)を迷いなく、完全に弾けていて1回で合格しました。
出来るようになってから毎日一定量弾くことで、はじめて定着しますから、本当に毎日練習しているのでしょう。
練習しないと落ち着かない、練習そのものがリラックスで癒しになっている生徒さん数人います。
ピアノが自然と向上して長く続くでしょうね。
習い事はあまりせず、穏やかに日々を過ごすと、練習する心の余裕ができるのでしょう。
コンクールを控えている生徒さんが多数いますが、曲のレッスンよりは音階やチェルニーとバッハをまずやります。
本番前でもチェルニーやバッハを練習した方が、手指もしなやかで、多くの音を聴く耳も開き音色も多彩です。
曲よりは基礎をレッスンしようと思ってます。
本番への努力や成功体験が、やる気スイッチになり向上する、そういう考えはあまり持たなくなりました。
日々の変わらぬ一定ペースでの積み重ね、何年もかけてやり続ける生活習慣こそが成長へ繋がると思っています。
小1さんがこれから5年間、変わらぬ練習量を保てたら、スーパー中学生になれそうです。