2023.11.07
ご訪問ありがとうございます。
発表会も終わり、基礎教本中心のレッスンに戻っていきます。
舞台に立つ大きなイベントがあると、ピアノの方向性を見直すきっかけになりますね。
ここで勉強に集中したい、気兼ねなく部活に打ち込みたい、それぞれあると思います。
そんな相談くるかな、、と思っていましたが、どなたからもそういう連絡はありませんでした。
全員の親御さんから今後もよろしくお願いします。という連絡だけが来ています。
ここ最近、あまりチェルニーを練習している様子が見られなかった生徒さん数人、チェルニー継続するのか??
少ないながらもやっと捻出した貴重な練習時間なので、曲のみに集中した方が実りがあるのでは??
皆さんに考えてもらおうと思っています。
昨日聞いた生徒さん方は、「チェルニーやらせて下さい」でした。
チェルニーは速弾きのテクニック練習曲ですから速いテンポで弾かなければ、意味はないと考えています。
ほとんどがハ長調なので、ほぼドミソかシレソしか出てこない。譜読みや初見の練習にも効果はあまりない。
速くミスなく弾く練習をしてこそ、意味があるんですよ。
毎日ある程度のまとまった時間をチェルニーに当てられないなら、やる効果はないと感じています。
止めるのが不安だからチェルニーもやっていたい、レッスン内で弾くだけなのでゆっくりチェルニーだけど、やって欲しいという気持ちは分かりますけどね...。
本人の意志にお任せしていきます。
ピアノは練習を止めると、そこで留まってしまうのではなく、どんどん後退してしまいます。
向上する以前に現状を維持することでさえ、難しいんですよね。
中学生以降は、本当に自分のやりたいことを皆さん選んでいきますね。
大人の計算、計画、人生の損得勘定では動かない中学生、思春期の時期のピアノ。
思春期が終わり高校生になると、いよいよ勉強や将来について考え、ピアノはより継続が難しくなるものなんです。
まだ、中学生の時の方が弾けるみたいですよ。
うちの娘は中学生いっぱいと高校2年生までは毎朝7:00〜8:00に練習していました。
学校まで車で10分だったので、毎日1年に365日練習出来たんですよ。
中高一貫校なので高校受験もなく、夜に塾に行く必要も全くなかったので、吹奏楽部で毎日部活をしながら、ピアノも毎日1時間弾いていました。
学校が遠かったり、夜に塾が入っていたら、朝はスッキリ起きられず、無理に起こしたとしても、質の良いピアノの練習は出来なかったと思います。
早寝早起き、ピアノの朝練で脳を活性化して登校する。
学校の授業を集中して聞いて、授業内で全部覚える。
放課後は部活をして、夜18:30頃帰宅。
入浴と夕食後はリラックスして、宿題やってPM10:00に就寝。
この生活習慣が中高5年間全く崩れなかったです。
高3は息を吸う以外勉強になりました。
お子さんの教育の参考にして下さい。
YouTubeチャンネルに動画を上げています。
ピアノを頑張る中学生男子さんと、娘の高校2年生の時の演奏です。