2023.11.03
陽気に恵まれた秋の3連休はいかがお過ごしですか。
今日は1日娘と上野に出かけました。
モネ展をお目当てに、国立東京博物館と科学博物館も見ました。
以前に上野でモネ展があった時は、モネの生涯と睡蓮がテーマに展示されていて、幸福の絶頂期に書かれた1枚の睡蓮に魅せられました。
その睡蓮から伝わってくる、あまりの幸福感にその場から動けなくなり、ただ一人ずっと泣いていました。
何故それほどまでにその絵から強烈なオーラを感じたか、その時は分からなかったのですが、モネが最後まで手放さなかった1枚だったことを後で知り、納得しました。
今回のモネ展は「連作」がテーマで、同じ風景を、季節や時間を変えて見たものが描かれた作品が展示されていました。
印象派の光の画家、本物の絵から伝わる美しさにただ感動。今回も泣きながら見ていました。
娘もある1枚の絵に魅せられたようで、春の景色の中、モネが再婚する女性とその子供が描かれた作品でした。
同じように強烈な幸福感を感じたそうです。
油絵は近くで見ると、ポテっと絵の具がのっていて正直、何が描いてあるのかよく分からない。
少し離れたり、角度を変えてみるとはっきりとした形が見えて、その質感まで伝わってきます。
画家の遠近感、空間認識能力は特殊で不思議ですね。
数枚の絵が写真撮影OKでした。
娘が小学生の頃は毎年夏休みにホテルに1泊して、丸2日かけて上野の博物館や美術館を隅々まで見せていました。
ハンバーグやあんみつも食べて、久しぶりに親子で上野を満喫しました。