2023.10.01
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
暑い秋が続いています。
お身体に気をつけてお過ごしください。
新規入会の幼児さんからバリバリと練習をする中高生さんまで、充実のレッスンです。
10年のお付き合いのバリバリの中高生さんも、以前は可愛い幼児さんでした。
生徒さん方を幼少期から一貫して育てきた発達の過程を思い出し、新しい幼児さん達に対応していきます。
ピアジェの発達理論
子供の発達を4つの段階に分類して、その時期に出来ることを解説しています。
子供は数の概念や物事の理解、人との関わり方など、段階をへて発達していきます。
教育心理学の理論を知っていると、育児にとても役立ちますよ。
変わり目は7才と12才。
小学校と中学校に入学する時期ですね。
今まで出来なかったことがどんどん出来るようになる時期と、逆に当たり前のように出来ていたことがだんだん出来なくなる時期。
両方あります。
7才〜12才は神様がくれた黄金期でしょうね。
この時期は理論的な思考も芽生えつつ、無意識に感覚でどんどん覚えていけます。
吸収力がスポンジです。
12才頃から、論理的な思考が感覚を上回っていきます。理論が理解出来る分、感覚で覚えられることが減っていきます。
今までなんとなく簡単に出来ていたことが、出来なくなってしまう。
ふわっと勢いで感覚でやれていた頃とは違ってくるんですよ。
ピアノにおいては、12才以下の方が断然弾けるようになる速度が早いです。
12才以降は、大人が物事を学んでいくのと同じなんですよね。
理屈や理論が理解出来る分しっかり学んだことは定着し、一生の財産として残ります。
中学生を境に子供はガラリと変わってしまいます。
中学生からが本来の人生スタート。
別人のように変わるんですよね。
子供の変化や発達はとても早いスパンで変わりますよ。
あれ?こんなはずじゃなかったのに、と思わないですむように、発達心理学を再度見直しておきますね。