2023.06.15
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
日々充実のレッスン。
ピアノを本気で頑張りたいと思う方達が大きくなり、レッスンの内容も密度も濃くなってきました。
先日、4年ぶりにコンペの小中高生の演奏を、大ホールのスタインウェイで聴きました。
以前よりレベルが上がり、スマートな綺麗な演奏をする方が増えた印象でした。
そして、最も難度の高い曲を選択する方が大多数で、皆さんお上手で素晴らしかったです。
舞台に生徒さんを送りだすからには、もっと勉強して研鑽を積まないといけないですね。
須藤先生は頑張ります。
ホールで響く綺麗な音、その音の煌めきの正体は、倍音です。
いかに倍音を含ませるかですね。
倍音を多く含んだタッチについて練習する前に、まず倍音を知らないといけません。
中学生と高校生に、楽典の教科書を元に倍音の解説をして理解してもらいました。
中学生男子さんは、実際に聴こえる全ての倍音を答えてもらい、倍音まで聴ける耳を作っていきます。
私は以前に倍音の配列を暗記しました。
師匠のショパンのレッスンで、ベースに含まれる倍音が被る音はソフトに弾いた方がいいと教えてもらい、その機会に倍音の配列を覚えました。
生徒さんにも教え、倍音を含むタッチ、たった1音の音を出すことに、昨夜はだいぶ時間を使いましたよ。
全ての曲をレッスンし終えるのに深夜までかかりました。
しかし、生徒さんは全く疲れずに欠伸一つしない。私の方が眠くなって途中で終了しました。
ピアノはやり出すと奥が深いので、長いこと楽しめますよ。
次にホールのスタインウェイで弾いてもらえるのが7月中旬なので、これからどのようにタッチが変わっていくか楽しみにしています😊。