2023.06.02
今日は大雨の予報が出ています。
レッスンに来る方は気をつけてお越し下さい。
生徒さん方も大きくなってくると、それぞれのやりたいこと、それぞれの道を歩み始めますね。
最難関都立の進学校に進んだ高校生さん。
勉強はもの凄くハードですが、中学生のときよりピアノを楽しんでいるように感じます。
部活がハードじゃないことと気持ちが大人になったこともあるようです。
秋の発表会はショパンのノクターンをオススメしたら、凄く嬉しそうでした✨😊。
最も有名なOp.9-2です。
ゆったりとしたテンポの曲ですが、エレガントな美音をもつ生徒さんにピッタリです。
いちょうホールのスタインウェイでどれだけ美しく響くか、想像するだけで感動します。
今から譜読みを始めれば、勉強の息抜きをしながら十分に良い仕上がりになるでしょう。
小学生の頃にピアノを目一杯頑張っておいて本当に良かったです。
高校生の生徒さんと話しましたが、学校で周りの天才に囲まれていると、自分のキャパを知ることは大事だと思うそうです。
持って生まれたキャパを努力で大きくすることは出来ない。
持って生まれたキャパの中で自分を最大限に満たす努力は出来る。
人と比べず、自分に出来ることを積み重ねようと思っているようです。
そこに気付けたことは、幸せですね。
私も努力を美德とすることは少し前に卒業しています。
ピアノでも勉強でも、長時間やっている人からは、努力というより水を得た魚のように、そこに癒しを感じていると気づいたので。
勉強が好きなら何時間でも机に向えばいいし、ピアノが好きなら何時間でも弾き続ければいい。
いろんなことを少しずつやりたいなら、全部楽しめばいい。
中学生以降は、それぞれの道を歩んでくれたらと思ってますよ。
大きな生徒さんには、練習なしでも続けていけるような、癒しのピアノ路線を充実させていきますね。
頑張る人へのエネルギーはどこまでも燃えていきます。
それと同時に努力して練習させる、という価値観からも変わります。
癒しのピアノ路線について、学んでいこうと思っています😊。