2020.07.22
おさらい会の余韻はまだあり、保護者の方から感動を伝えて下さるメールを頂きます。
素直に嬉しいです😊。
コロナ禍の最中ですから、感じることも普段以上に多かったことでしょう。
ホールで皆さんの演奏を聴いて、音色も人の声と同じくらい、一人一人の違いを改めて感じますね。
タッチの指導もこれが正解、1種類だけじゃないと思ってます。
手指の関節はたくさんありますし、そこに付随する筋肉もたくさんあります。
私自身が手を壊し後遺症に苦しむ経験もあるので、無理に力ませない方がいいかなと思っています。
音はしっかり鳴るのは大事でしょうが、不必要な部分にも力が入り、動きが遅くなる場合もありますしね。
そのお子さんの骨格、性格もありますから。どこまでその時点で固執すべきか、本当に難しいですよ。
形を整える筋肉、支える筋肉、動かす筋肉、それぞれの役割を考えて、身体の成長を見て、その都度指導していきますね。
保護者の皆さま。どうぞ長い目で見てください。よろしくお願いします😊。
ドイツで運動生理学を学んだピアニストさんとアメリカに留学したピアニストさんに、時々フィジカルな奏法のレッスンを受けています。
お二人に共通して言われたことが、指先の1番皮膚の薄いところ、表皮の触覚神経から脳に指の分離を伝えることです。
タッチは筋トレではなく、神経トレーニングでもありますよ。指先の表面積を広めに鍵盤を触るといいかもしれません。
以前に国際コンクールで金賞の雲の上のピアニストさんのレッスンを受けるご縁がありました。
ヨーロッパ人男性の先生のレパートリーはロマン派ショパンでした。
音に芯を作らず響きで弾くハーフタッチなので、指を伸ばして第1関節を反らせてお弾きになっていました。
第1関節を丸く指を下に向けてしまわないように、敢えて爪を伸ばされていましたよ。
今まで受けてきた指導、日本の子供達のタッチ指導と真逆すぎてビックリです。
ヨーロッパの気候、体格では音が鳴りすぎないようにコントロールされるのでしょう。
フワフワと柔らかく心地の良い夢のような音色でした✨。
良い子の皆さんは真似しないように、ちゃんと先生の言うことを聞いて、きちんと手を作り、コツコツと芯のあるタッチを練習しましょう。基本は本当に大事です‼️。
ロマン派、ハーフタッチの奏法はまた違いますから、中学生以降に改めてやりましょう。
45分レッスンの限られた時間の中で、譜読み、タッチをバランスよくやるのは至難の技ですね。
タッチに拘るより、曲数のレパートリーを増やした方がいい場合もありますし、1年に1曲しか譜読みが出来なくても、タッチに時間をかけた方がいい場合もあります。
あとは、生徒さんのご性格と保護者のご要望、ライフスタイルもありますよね。
皆んな趣味だしねぇ🤔。
中学に入ると忙しくなっちゃうから、やっぱり曲数のレパートリーを増やしておいた方がいいかなぁ...。
譜読みが速いとそれだけで得ですから。
コンクールで入賞を目指すなら、曲数少なくタッチ重視ですね。
人に聴いてもらうなら、やっぱり音が良いのが1番ですから。
広いホールかサロンタイプのホールかでも丁度良い音色を出すタッチは違います。
スタインウェイかベーゼンドルファーかでも違います。
ヤマハかシゲルカワイかでも違います。
ホールのスタインウェイはカツンとした音がいいですね。
サロンのベーゼンドルファー、シゲルカワイでカツンと弾くと...ちょっと不味い感じに鳴っちゃう場合もあります。
娘がタイプの違う複数のコンクールに出てくれたので、ホールとサロン、世界の銘器の組み合わせの音色の違いをいろいろ経験出来ました。
同じ人が同じ曲で演奏するので、聴き比べる機会があって面白かったです。
その人に合った組み合わせがあるようです。
高校生以上のコンテスタントは皆んな耳が良いので、弾き始めはサロンで音が鳴りすぎても、すぐに丁度良いバランスに変えて弾くから凄いですね。
やっぱり耳が1番大事ですかね。
私のような無知なピアノ教師の端くれが、恐れ多くも語ってしまいました🙇♀️。ピアノは奥が深すぎて、タッチの正解は一生分からない。
ピアニストである私の師匠もある時から、ガラリとタッチと奏法を変えましたから。
コロナ禍でも生で開催されるコンクール、ピティナステップでこれからも娘を通して勉強させてもらいたいです。
後進に続く生徒さんのためにも、娘さん、どうぞよろしくお願いします🙇♀️。