2020.01.16
この時期は舞台活動のオフシーズンです。
教本や練習曲の密度が濃くなっています。
音階やアルペジオなどで、タッチの基本、ピアノの鍵盤のアクションの仕組みなど、じっくり取り組んでいます。
多くのお母さまがレッスンを見学されるのですが、内容の深さに驚かれています。
バイエル1曲でも、やろうと思えば何時間でも教えることはありますから。
クラッシックを綺麗に弾くには、そのくらいタッチを学ぶ必要があるんです。
だけど私の中ではまだまだ足りない💦。
お子さんを指導するにはもっと勉強と研究を重ねる必要があると思ってます😅。
親子で自然に触れる遊びを経験しているお子さんは、感性が豊かなタイプが多いです。
レッスンでも表現力を引き出しやすいです。
日常にある物事に心を寄せる、感動することはいつもたくさん側にあるんです✨。
お子さんによっては、物事の感じ方もレッスンで伝えます。
雨上がりのしずくの音はどんな音?
木漏れ日の中で揺れるハンモックはどのくらいの優しさ?
日暮れ時に咲く夕顔の一輪の花の思いは?
便利で快適な今の時代の子供は、自然現象で感じることが少なくなっています。
物事を感じる、感じたことを言葉にする、その気持ちを音で伝えることをレッスンで指導した方がいいようです。
遠いお国の曲はもっとイメージが持ちにくいと思います。
その国の地理や歴史や文化を話して、画像を見せてイメージを掴んでもらいます。
大きな生徒さんになると、文学作品を例にあげて、人間の心理について語り合うこともあります。
作曲者の思いを汲む、国語の授業みたいですよ😊。
生徒さんの感性を引き出して、表現力に結びつける。
毎日のレッスンはキラキラした思いを共感する、宝石を愛でるような至福の時間です✨。