2019.11.29
発表会とコンクールも終わり、皆さん基礎教材、基礎練習が中心のレッスンに戻りました。
小2女の子さんが教育連盟オーディションの講評を持ってきてくれたので、いくつかご紹介します。
生徒さんはベートーベンのソナチネを弾きました。
「各フレーズ自然に歌えました。積極的に表現できました。音も澄んでいて綺麗です。隅々まで綺麗に丁寧にまとめました。」
「曲にあったいい響きをしています。音楽の品の良さを感じます。とてもしっかりしたコントロールが全てにできていながら、かつのびのびと自分の感じる様に思いを表すことができています。」
「とても丁寧に細やかな表情で弾けています。自分の音もよく聴きながら演奏しているところが大変良かったです。」
他の先生方も同じように褒めてくださいました✨。
生徒さんは本当に毎日練習をよく頑張っています。
夏のコンクールや発表会では思わぬところでミスをしてしまい、とても悔しそうでした。
今回のコンクールでは意気込みが違い、レッスンでの集中力、ピアノに取り組む姿勢が誰よりも凄かったです。
楽譜に自分でレッスンでの注意事項を書き込み、教えたことを完全に出来るまで、何度も反復練習をしていた様子が伝わってきました。
まだ小2ですが、自分に厳しく身を律して取り組む姿に感心しました。
ピアノが大好きだそうです💕。
子供にとって、弾けないところ、苦手で不得手な部分を練習するのは至難の業ですよね。
誰でも弾ければ楽しいし、弾けない部分は飛ばして、弾けるところだけ弾いて満足しがちですよね。
この生徒さんは違いますよ。
弾けないところ、苦手なところを中心に練習しています。
幼稚園年長の妹さんも伸びてきました。
まだピアノ歴3ヶ月ですから、コンクールデビューは来年を考えています。
ト音記号とヘ音記号の5線の音符はスラスラ読み、教則本も丁寧に練習しています。
5才半までの幼児期にやっておけると凄〜くいい、音符の速読練習がきちんとできたので、楽譜への抵抗がないのです。
まるで本の物語を読むように、自分で読んだ楽譜で音が鳴り、メロディーとなって曲が出来てくるのが楽しいようです。
お姉さんと同じく、楽譜を読み込んで弾くクラッシック路線で美を追い求めてくれそうです✨。
楽しみにしています😊。