2019.06.22
本日は勉強デー。
その前にお二人ほど補講レッスンが入ります。
お教室の生徒さんは不思議と各学年の人数が同じくらいです。
ひょっこり空き時間が出来て、募集どうしようかな?と思うと、募集停止中にも関わらず、不思議と待機のお問い合わせが来ることがあります。
そしてたまたま空いた時間がピッタリ希望時間と重なったりします。
そうして、また不思議なことに自然と各学年の人数やタイプが揃っていきます。
ご縁なんでしょうね。
小2の生徒さんが皆さんグンと伸びてきました。
1年前はゆっくりと1音を読んで、1音を弾くのがやっとだった皆さんが、教本2冊に曲。
1週間で同時に4曲弾いてきます。
これも全て楽譜が読めるから、ブラインドタッチが出来るからです。
ピアノという楽器はどの楽器にもない特性があります。
幅広い鍵盤で同時に何個もの音を正確に鳴らさないといけない。
目で見て鍵盤を確認してから弾いたんでは、間に合わないのです。
1オクターブを越す離れた鍵盤は目視でちらっと確認しますが、基本的に指は見ないで弾くものです。
このブラインドタッチを獲得するためには、ピアノの導入期、1番始めからやっておく必要があります。
ブラインドタッチで弾けるようになるには、楽譜を目で追い続けながら弾くこと以上の練習はないですね。
だから、私は幼児でも楽譜を読んで弾いてもらうことにしています。
1番最初に習った弾き方が、後々のピアノの弾き方にずっと関わってきますから。
緻密で情報処理の多いクラッシックを弾きたい場合、ファーストタッチから楽譜と指は一体であるべきだと思っています。
曲を弾く時の、頭のイメージと指を動かす情報処理の速さの違い、ミスマッチングがつっかえ弾きや手を硬直させてしまう原因でもあります。
ベートーベンやモーツァルトの時代、CDもユーチューブもなかった。
楽譜を読んでから音を出していたことは間違いない。
その時代の曲を弾くなら、その時のやり方で練習した方が、その曲らしい弾き方になると思います。
その人なりに丁寧に弾いていたのに、CDやユーチューブなどでピアニストが弾く速いテンポを聴き、イメージが書き換わってしまい、頭がその速さを指に求めてしまう。
それでイメージ通りに指が動けば問題ないんですけどねぇ...。
よほど熟練したピアノ弾きでない限り、指が追いつかず、曲が崩れてパニックを起こします。
中級以下の人はゆっくりと楽譜を読んでブラインドタッチをしながら、本人の頭の情報処理の追いつくスピードで、まずは音高を正しく鳴らせるようにする。
そうして徐々にテンポを上げ、速いパッセージや細かいリズムを刻んだ方がいいです。
CD聴いていきなり指で弾かない方が、仕上がりは綺麗です。
楽譜→指→音を聴く→楽譜→指→音を聴く
指を速く動かすことより、どんなタッチで音を出せているかが大切です。
やっぱりこのサイクルが万人に安定した弾き方をさせてくれるみたいです。