2019.06.05
早いものでもう6月です。
今週から7月下旬まで、毎週誰かが舞台に立ちます。
せっかくピアノが上達しているのですから、どんどん出て、人に聴いてもらうといいです。
弾けるチャンスはいつでもあるとは限らない。
失敗するかもしれない? 誰でもその恐怖はありますが、それよりも弾かなかった方が後悔しますよ。
「小さな決心」
今年のピティナA1級の課題曲です。
小2の生徒さんが大きな決心をしました。
昨年コンクールの舞台に立ち、思うような結果が得られませんでした。
コンクールに積極的な気持ちを持てないのはよく分かります。
他にも弾く機会はありますし、そういうものを利用しなくても、自分でコツコツ練習すれば上達します。
なるべく皆さんにコンクールのご案内をしていますので、今年も声をおかけしました。
出ないとお返事をもらったので、ピティナステップのようなものでもいいかなと考えていました。
でもまたすぐに連絡が来て、生徒さん自身がやっぱり出たいと言ったそうです。
みんなは頑張るのに、自分だけ頑張らないのは嫌だ。
「小さな決心」いい曲だから、舞台で弾かせてもらいたい。
小2の生徒さんが、自らそう決心したそうです。
最近ピアノが楽しくなったようで、よく弾いています。
純粋に弾きたい、弾けるチャンスがあるなら弾かしてもらいたい。
ただその一心なんでしょうね。
私はこの生徒さんに今年はコンクールの声をかけることを躊躇しました。
負担に思わせてはいけないと思ったのです。
でも選ぶのは生徒さんですから、声だけはかけておこうと思いました。
無理させては可哀想かな?なんて逃げの気持ちになっていたのは、大人の方でした。
子供の方が、立ち直りも早いし失敗も恐れないのです。
ここで回避していくと、もう今後チャレンジする気持ちもチャンスもやってこなかったでしょう。
まだ小2ですから、チャレンジし続けていれば、近いうちに何か賞を頂くことがあると思います。
成功体験は自信に繋がりますよね。
賞はなくてもいいのかもしれません。
自分で納得のいく演奏ができた。
自分の手応え、弾いて楽しかったという思いがあれば、それがご褒美なんです。
ここで大きな決心をした生徒さんのことを、私は一生忘れないと思います。
ずっと音楽と共に生きていく人生を過ごすお友達になってくれると思いますから。