2019.04.30
昨日、パルテノン多摩でわくわくコンサートがありました。
1部は未来のピアニスト、2部は現在活躍中のプロのピアニストが同じ舞台で演奏するコンサートです。
お教室から、小3、中3、高3(娘)3人が出演しました。
3人ともそれぞれの良さが出せた、いい演奏が出来ました。
小3の男の子さんは、ベートーベンのソナチネヘ長調の1、2楽章を弾きました。
キラキラした音でいつも通り安定の演奏でした✨。
中3男子さんは、ハイドンのソナタとシベリウスの「樅の木」を弾きました。
パルテノン多摩はこの辺りでは1番響きの好きなホールです。
このホールで弾くスタインウェイのフルコンでは、生徒さんの音はどんな音色になるだろう。
いつも想像しながら、レッスンしてました。
思った通りのクリアーかつ、優しく柔らかい音色でした。
曲の性格を理解して、音を慈しみ、内側から湧き出る深い表現をしていました。
特別タッチコントロールの上手い生徒さんで、PやPPの音にも、倍音を含ませることが出来ます。
ホールで聴くと、よりいっそう綺麗なんです。
小5からピアノを始めてわずか1年半で、いちょうホールのピティナステップに出ました。
応用7で受けて、インベンション1番とシューマンの小品を弾き、3人の審査員の先生からオールSをもらいました。
その時の音を思い出すようでした。
中学3年になって、自分のアイデンティティはピアノなんだとはっきり自覚したようです。
練習量はとても少ないですが💦、情熱があって、レッスンを受ける時と本番での集中力は誰よりもあります。
これからまたピアノの扉を開いていくのでしょう。
高3娘は、毎日猛勉強中です🔥。
ピアノの練習は2〜3日に1回弾きます。
それでも、ラモーのクラブサン組曲とブラームスのラプソディーをそれなりに綺麗に弾けました。
ピアニスト實川さんの講評でも、もったいないお褒めの言葉と共に、今後の勉強の指針をたくさん書いて下さいました。
ピアノのレッスンは受験中でも受け続けて、大学生になったら、いろいろな曲を弾きたいそうです。
中3、高3の二人は受験生、もともと練習量の少ない二人ですが、ピアノを生涯続けていく意識はしっかりあります。
勉強に向かうことで、ピアノを再認識する部分もたくさんあるでしょう。
この年齢までピアノが続いたら、それは本物です。
諦めず、たくさんの壁を乗り越えて本当に良かった。
行き詰まり、低迷しても、投げ出さずにピアノのレッスンに通わせ続けた親御さんの功績だと思います。
私の方からもお礼を言いたいと思います。
皆さん、続けてくれて、続けさせてくれて本当にありがとうございます😊。