2018.12.03
早いもので、今年のカレンダーもあと1枚になりました。
先日、八王子ステップに出た中学生の生徒さんの講評を読ませてもらいました。
どの先生方も、音楽性に感動したとコメントに書いて下さいました。
無理のないテクニックに温かい音楽、優しい演奏、自然なうた、素敵な演奏、今日聴いてこの曲がいいなと思えるようになった等、聴いて下さるお客様、先生方が幸せな気持ちを感じて頂けたようです。
小5からピアノを始めてベートーベンのバリエーションがこれだけ弾けるんですからね。頑張りましたよ👏。
ミスはありましたが、「音楽」を伝えられたから良かった😊。
1月のステップでは木造のホールのベーゼンドルファーで、ショパンのワルツを弾きます。
音楽理論に興味があるようなので、レッスンで楽理も教えています。
24の調号と主要3和音は全て覚えていました。
生徒の皆さん、小さい頃から毎週やっていますからね。だいたい皆んな覚えるんです。
次に弾くショパンのワルツは♭4つの変イ長調。その上に複雑に和音が進行しますから、譜読みと暗譜が難しいですよ。
その和音のニュアンスがショパンの魅力なんです。
レッスンでは、和音一つ一つをアナリーゼして、その色合いから感じること、和音進行を考えたメロディーの歌い方など、1ページをじっくりと譜読みしました。
もう1曲弾くバッハのインベンションも、♭4つのへ短調。
バッハの和音進行はショパンよりもっと細かくて凄いですよ✨。
こちらも生徒さんは調性の移り変わりを全て把握出来ました。
その上で「音楽」を作っていけたらと思います。
ここまで深い譜読みは音大生以上でしょうね😅。
私は音大出てから8年間、作曲家の先生の和音進行のレッスンを受けましたから、アナリーゼは大好きです。
一緒に勉強してくれる仲間と出会えてラッキーです💕。