2018.11.29
昨日はカワイ表参道にバロックダンスのセミナーに行きました🤗。
真剣にステップを踏んで、ふくらはぎが筋肉痛です😅。
バロックの音楽というと、バッハが思い浮かびますが、バッハはドイツの人。バッハのルーツ、つまりクラッシックのルーツがバロックにあります。
バロック音楽はバッハ以前にイタリアとフランスで発展しました。
フランスのルイ14世の下で毎日、貴族達の舞踏会が開かれていました。ルイ14世は大変なダンス好きで、その庇護のもと、様々なステップや舞曲が発展します。
ブレ、メヌエット、ガボット、ジグ、アルマンド、クーラント、ポロネーズ、その他のダンスはこの時期には完成しています。
ワルツだけ、ロマン派以降に出来ました。
西洋音楽史の1番始めは、グレゴリオ聖歌です。キリストへの祈り(お経のようなもの)が歌になり、西洋音楽へと発展します。
そこから、ルネッサンスを経てバロックに至ります。私達が普通に耳にする音楽はバロック音楽から始まります。
まず始めに音楽のルーツである、バロック音楽をよく勉強するといいようです。
バロック音楽=舞曲ですから、その音楽の作り、アーティキュレーションにはダンスのルールがあります。
生徒さんに正しくバロック音楽を教えるには、ステップを踏んで、自分で踊ってみた方がいいと思いました。
私が学生だった昔はバロックもロマン派みたいに、ただ綺麗にうたえばいいと思われていたのです。
普通に市販されている楽譜のスラーやアーティキュレーションもかなり間違いが多いと講師の先生方もおっしゃいます。
今と昔では、バロックの考え方は違いますから、私自身がしっかり学び直しておきたいです。
昨日は基本的なバロックのステップを練習した後で、ブレとメヌエットとジグを踊りました。
踊った後に、「プレインベンション」やバッハの「フランス組曲」「イギリス組曲」など、皆んなで持ち寄った楽譜をそれぞれが演奏しました。
ステップをもとに、各舞曲のアーティキュレーションを先生が教えて下さいました。
ピアノのほかに、バロックギターを弾いて下さる方もいて、参考になりました。
収穫の多いひと時でした✨。