2018.11.27
先週末の八王子ステップに中学生男子さんが出ました。
卓球部で毎日汗を流し、友達と遊び、ユニークでお話し好きな男子です。
レッスンでは学校の勉強もみています。
小5でピアノを始めて3年半ですが、フリー10分で、ベートーベンのヴァリエーションとシベリウスを弾きました。
1曲目のベートーベンは凄く良かったのですが、2曲目が💦😅...。
練習量が少ないと不安になって音が出てこないことはよくありますね。
何とか最後まで弾ききりました。
それでも、bravoをつけて下さった先生がいました。
2曲目のあの状態からすると、驚きます。
どれだけ1曲目が良かったか、持っている音色、テクニック、音楽性の素晴らしさが伝わったようです。
中学生は部活と勉強で凄〜く忙しいです。
思春期のこの時期、ピアノの練習が進まないのは、ただ時間がないだけではないのでしょう。
心が大人になるために彷徨いますから、見守るしかないですね。
生徒さんの音を聴くと、やっぱり音楽が本人の核になると思いますので、バリバリとレッスンメニューは組んでいきます。
次の舞台は12月と1月。
またホールで弾きますが、次回はきちんと仕上げましょう。
娘も中2〜高1までのピアノはスランプでした。
練習量は減り、舞台でも集中を欠き、いい演奏が出来ない本番が何度も続きました。
音大に行くわけでも、プロになるわけでもないから、好きな曲だけを気楽に弾いていても良かったんですけどね。
それでも、先生と私はコンクールの舞台に出し続けました。
本番が近づけば、1日に15分くらいは練習しますし、その15分もレッスンでの内容も濃いものになりますから。
スランプの中でも、現状維持出来たことで、次のレベルに進む可能性を失わずに済みました。
この夏のピティナF級本選に進んだあたりから、またいい演奏をするようになりました。
本人も、自分の内面の成長を感じ、本番のコントロールの仕方が最近ようやく分かったと言っています。
練習量は変わらず、毎日練習するわけではないですが、以前より集中力が増したようです。
きちんと本番に合わせて来るようになりました。