2018.07.23
昨日は中2の男子生徒さんがピティナステップ松濤に出演されました。
発展2でベートーベンを弾きました。
演奏は、出だしにハプニングがありましたが、生徒さんらしい良い演奏でした。
張りのある綺麗な音で、フレーズを柔らかく歌います。
ピアノを始めたのは小5の時。
ト音記号のドから教えて1からのスタート。
ピアノ歴2年の時、ピティナステップ応用7でインベンションとシューマンの小品を弾きました。
その時はあまりの音の美しさに、審査員全員が2曲ともSをつける、オールSを頂きました。
講評も大絶賛。
「人を感動させる何かがある。君はピアニストになってほしい」
そんなコメントをもらっていました。
中学生になって卓球部に入り、学校の成績も気になり出して、ピアノを弾く時間は減ってしまいました。
この上塾にいったら、ますますピアノは弾けなくなってしまうので、本人の強い希望で私が学校の勉強もみています。
たくさん練習するわけではないけれど、音楽とピアノが大好きなことは音から伝わります。
勉強も大事だけれど、本人が好きなことを伸ばすのが1番いいと思いました。
学校の成績がよく、頭のいい人はいっぱいいます。
人を感動させる、誰もがその音色を楽しみにしている。
そういうものを持っている人はとても貴重だと思います。
自信が持てます。
学校のいい成績、学歴よりも、もっと凄いんじゃないかと思いました。
中2になってからは、勉強を頑張りました。
成績も上がりましたし、英検3級にも合格しました。
秋にも勉強の予定はいろいろありますが、もっとピアノに力を入れていくことになりました。
10月の発表会と11月のピティナステップ八王子に出ます。
目標は2〜3ヶ月に1回ピティナステップに出ることです。
コンクールとは違いますから、自分から湧き出てくる素の感性を大事に育てていきたいと思います。
音楽など芸術を深めるには、沢山の知識が必要です。
勉強もしっかりとやっておきましょう。