2018.06.16
昨日、赤松先生のセミナーに行きました。
場所は川口リリアホール。
赤松先生のセミナーはいつも満席。
昨日もベートーベンのお話がたくさん聞けました。
ベートーベンの作品番号2番のソナタ3曲目の解説をして下さいました。
高校生の時に弾きましたが、難しかったです。
ベートーベンはハイドンやモーツァルトと同じ古典派ですが、ピアノソナタは当時にしては、画期的な新しい手法を取り入れて作曲されています。
赤松先生の解説を聞いて、ベートーベンが伝えたかったこと、ベートーベンらしさ、ベートーベンを知るということが少し分かってきました。
ベートーベンを弾くのなら、ベートーベンの指示に忠実に従う。
休符もFF のままで演奏する。
常にオーケストレーションを意識し、どの楽器の音色を想定して書かれているのか考える。
大事なことをたくさん教えて頂きました。
ベートーベンは最初の作品を世に出す前に、10年以上をかけて、以前のバロックスタイルを勉強しつくし、何百曲も試作したそうですよ。
天才が誰よりも努力したんでしょうね。
学生の時は、試験のために必死で弾いたベートーベンのソナタの本質が垣間見えた気がします。
どの曲も深いですよ。
改めて、ベートーベンの偉大さにひれ伏したひと時でした。