2018.04.04
新学期も間もなく始まりますね。
今週より新年度のレッスン時間になります。
コンクールの補講用に1枠空けてあります。
張り切っていきましょう✨。
中学生の勉強を見ていて、気がついたことをレッスンでお伝えしていこうと思います。
大学受験をした甥っ子の話では、英語のlistening でとても苦労したそうです。
音楽をやっている人は耳が良く、語学が得意です。
一般的な人より、listening はしやすいと思います。
高学年、中学生には、少し長めのメロディーの記憶聴音をします。
ベラベラっと速い英語を瞬時に聞き取って、内容を理解して、記憶して、設問に答える。
これは、なかなか大変。
聴覚を研ぎ澄ませるように、鍛えましょう。
教科書を読んで、理解する。
テストの問題を読み込んで、何を問われているか、どう答えるべきか、理解する。
最近のお子さんは、ここが苦手ですよね。
ただプリントやドリルで用語を暗記しても、テストは解けない。
社会の成績表の評価には
「資料や文献などから内容を読み取り理解する」
なんて評価項目がありますから、自分で読み込める力は必要なんですよ。
楽譜に書いてある、速度や、強弱記号、スラーやスタッカート、音楽用語、直接書かれていなくても、その行間から音楽の内容を読み取る、読解力。
こういう力もつけておけるといいですね。
それから譜読み上手で、音符の足し算、割り算、掛け算、をきちんとするタイプのお子さんは、算数が得意です。
何事も仕組みを捉え、普段から頭の中で、数を数えているのでしょう。
解き方を自分で導き出す、習ったことのない、見たことのない問題も、筋を立てて思考する。
新しい楽譜を音源を聴かずに読むのは、とても頭を使いますが、パズルや謎解きをするようで、面白いです。
中学生になって、数学で苦労しないように、自分で音の長さを数えることは、幼児にも根気よく伝えています。
ピアノのレッスンは本当に、全ての勉強が詰まっているんです。
生徒の皆さまの自頭を育てて、学校の勉強にもお役に立てると嬉しいです😊。
小さいころは楽しく、楽しく、難しくしないで、と思っていたお母さん方も、中学生になると急に勉強を気になさるようです。
私の発想では、小さい頃からピアノで自頭を育ててしまえば、中学生以降は楽しく、楽しく勉強に向き合えると思います。
幼児さんには、ゆっくりと、噛み砕いて、根気よく、頭を回していくお手伝いをします。