2017.08.21
夏休みも終わり、今日からフルタイムでレッスンです。
バリバリお仕事モードに切り替えます。
今朝1番に譜読みの短期レッスンをしました。
音楽委員で、アルトホルンを担当する小5の女の子さんです。
音楽のレッスン経験は全くない、真っ白なお子さんでした。
5線紙の意味、楽譜の由来など、小話を交えながら進めました。
ト音記号の書き方と位置のお話しも、「なるほど」と納得していたから、理解した様子です。
ここまで分かれば、音の上下の位置、関係性もすぐ分かります。
並んでいる音を、落ち着いて数えて読めばいいだけです。
ト音記号の真ん中のド〜高いドまで、スラスラ読めるようになりました。
それと、音価(音の長さ)の仕組みの説明も理解してくれたので、きちんと長さを数えてリズム打ちができました。
「楽譜って難しくないね。読めるとラク」
自信をつけて、ニッコリ笑顔で帰っていきました。
次回はさらに音域を広げて、加線の音の読み書きと付点音符のリズム打ちまでいきます。
4回シリーズの譜読みレッスンで、調性の理解までいきそうです。
経験がなく真っ白なので、入りやすいですね。
音符に色をつけたり、カタカナを振ったり、リズムを脚色して覚えこませると、仕組みを理解する脳の回路ができにくい。
やはり、グループレッスンなどで、楽譜の理解がないまま感覚でやってきたお子さんより、真っ白なお子さんの方が、理解も進みも早いです。
小さくても導入から、シンプルに譜読みレッスンをした方が、分かりやすいようです。
小さい子に理論を教えるのはテクニックが入りますから、私もよく考えて工夫していきます。